フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


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iPhoneの可能性
その後iPhoneについて考えてみました。

http://mademoisellemozart.blog110.fc2.com/blog-entry-326.html

まず調べて分かったのはiPhoneユーザーの90%が競合製品から乗り換えた人で、競合製品を持っていなくてiPhoneを新たに買った人は10%しかいませんでした。やはり今のiPhoneはレッドオーシャンの製品です。

それでなぜレッドオーシャンの製品になってしまったのかを考えると、そもそもレッドオーシャンの製品として作ったからだと思います。iPhoneの製品発表でも”iPhoneはスマートフォンとMP3が一つになった製品”として紹介しています。既存のスマートフォン、MP3よりも優れた製品として評価されたので競合製品から乗り換える人はたくさんいて話題になりましたが、一方で全く新しい製品カテゴリー・バリューを提案してはいないのです。これでは新たなマーケットを作り出すことはできないはずです。

そこで何か出来る可能性がないかを考えてみるとモバイルインターネットの可能性が見えてきました。スマートフォンの顧客満足度調査を見ると電話とメール機能には満足しているがインターネットブラウザーは使いにくく不満が多い一方で、iPhoneのブラウザーは使いやすいと評価されています。実はモバイルインターネット端末として今は一番すぐれた製品のようです。

ネットにつながっていることは僕にとっても重要ですが、今はほとんどがPCを使っています。出来れば常にネットにつながっていたいので携帯・スマートフォンも考えたのですが、画面も小さく使いにくいから結局使っていません。結局のところPCを使っていて、その理由にはスクリーンサイズが大きく必要な情報が見れる、キーボード入力が容易、アクセススピードが速いことがあります。ただこれは使えるのが学校や家に限定されるのとPCを買う初期投資が10万円以上するので高いことが気になります。そこでiPhoneは携帯できる便利さと使いやすいブラウザに携帯電話よりは高いがPCよりは断然安いということでネット接続端末としては非常に優れているのです。

実際のところユーザーにはiPhoneを買ってからノートPCを持ち歩かなくなったと言っている人もたくさんいます。考えてみるとPCで一番使っている機能はメールとブラウザであり、もうちょっと機能を改善してくれればiPhoneだけあればPCは不要という人も出てくるのではないでしょうか。

さてiPhoneにどのような改善が必要かというとアクセススピードです。これはGSMでなく3Gを採用することで改善されます。それとモバイルインターネット用のアプリケーションがもっと必要です。例えば街を歩いているときに近くのレストランを探せて気に行ったレストランまでの道順を教えてくれるなどのアプリでこれはGoogleとの連携を強化していくことでも対応できると思います。街中でモバイルでインターネットが使えたら何をしたいか、便利かをもっと考えることが大事です。それと今はついているMP3の機能は不要です。この機能を削ることでiPhoneの製造コストを約30%減らすことができます。

モバイルインターネットの時代はこれから来るだろうし、この代名詞となる製品にiPhoneがなる可能性はあると思います。スマートフォン市場の30%を取ったということよりももっと大きなインパクトを与えられる可能性があり、この時代のWalkmanのようなポジションになりえるのです。

ここにきてブルーオーシャンストラテジーは新しい時代を切り開くためのツールだと言われていたことの意味がようやく分かりました。やはりこれはすごいです。ブルーオーシャンストラテジーを批判する人たちの声を聞いているとこのすごさを理解できていないことも分かりました。これまでの戦略論とも一般的な企業の戦略立案とも違うアプローチなので難しいのでしょうか。でもやはりすごいのでこれを使って何か出来るといいのになと思います。



アントレプレナーになるか、、、
INSEADの卒業後のキャリアがアントレプレナーという人がいます。卒業後すぐに起業するパターンにはいくつかありますが、アントレプレナー系の授業の中でビジネスプランを作り、教授の指導を受けてベンチャーキャピタルなどと話をしていく中で、実際に起業する場合があります。またその他にも既在の企業を買収して経営者になる人もいます。数年前にはINSEADでも日本人のアルムナイがフランスの企業を買収して経営者になっています。

こういう人の話を聞いているとワクワクするので自分でも出来ないかなと考えていた時に、僕が別のプロジェクトをやっていたCNPMusicを買収したらとアドバイスされました。そんなことができるのかなと思いながら試しにどうなのか考えてみました。

まずはいくらで買収できるのかの企業の現在価値を計算です。過去5年間の財務諸表をもらっていたので利益と成長率をみて、割引率を決めて計算します。個人で買収するには高すぎるけど、ベンチャーキャピタルにお世話になるほどもなさそうな微妙な金額です。

運営面を考えると僕一人では無理で現オーナーにも残ってもらう必要があります。そうすると僕が100%買収するのではなく、オーナーから株をいくらか譲ってもらう形で出資したほうがいいかもと思います。出資割合を適当なところに設定してみると、個人でも出資できそうな金額になりましたがよく考えると僕には貯金はありません。まあでも個人の力でも集められる金額かもという希望が残りました。

次に自分が経営陣に入った場合に企業価値をどれだけ高められるかです。これは先日のプロジェクトでの提案でも売上数倍に出来る可能性があると思っていたので、この内容に基づいて計算します。企業価値も数倍になり、僕の出資割合をかけあわせると投資のリターンがでます。

うーん、まだまだ少ない。これだとサラリーマンをしているのとあまり変わりません。売上・利益を数倍にするアイディアは現経営陣にとってはよかったのですが、今回のケースで外部から出資する場合には数十倍の成長がないと十分なリターンが得られなさそうです。

実際に現経営陣とも話してみたのですが企業価値の評価や実際に僕がどこまで出来るか・任せるかについての意識の差もあり、まだ出資してやっていくには早すぎるようでした。出来たら楽しいだろうなとも思うのですがなかなか難しいですね。





INSEADの授業-Blue Ocean Strategy Study Groupとチャン・キム教授
Blue Ocean Strategyの授業で前回のモボルニュ教授とのミーティングに続いて、チャン・キム教授とのミーティングがありました。

http://mademoisellemozart.blog110.fc2.com/blog-entry-288.html

これまでのところはグループでBlue Ocean Strategyのフレームワークを使ってみるということをやってきました。僕のグループはiPhoneでこれがブルーオーシャンかレッドオーシャンかを分析しました。

僕の中ではiPhoneはちょっとブルーのところもあるけどほぼレッドオーシャンの製品です。他社製品よりもある部分では劣っているがこれまでになかった新しいバリューを提供しているバリューイノベーションよりも、たくさんの機能を入れてデザインもよくした製品で他社製品よりも優れているDifferentiatorの製品だと思っていました。

そこで言われたのはBlue Ocean Strategyの本をよく読んで調べて分析して面白いファクトも見つけているが、さらに踏み込んでiPhoneでは何がよくてもっとどうするべきか・べきだったかを考えなさいとのことでした。iPhoneは新しいValueを提供して新しいマーケットスペースを作りだしているだろうし、これをさらに大きくするために何をすべきか考えるべきだと言われました。

チャン・キム教授はアップルのスティーブ・ジョブズと話をした際にBlue Ocean Strategyの視点からアドバイスをしたこともあるようです。スティーブ・ジョブズは”自分はBlue Ocean Strategyの本は読んでいないが、マッキントッシュ、iPod+iTunesやiPhoneでBlue Oceanを作ってきた。”と自信満々だったそうでBlue Ocean Strategyの本も時間がないし読む必要はないと言ったそうです。でもBlue Ocean Strategyをしっかり理解すれば今とは違う戦略になっているはずだとはチャン・キム教授も反論したそうで、僕もこれはその通りだと思います。

iPhoneはソニーのウォークマンのようにBlue Oceanを作りだし歴史に名を残すような製品になる可能性があるがこのままでは難しい。そのためにiPhoneをどうすべきかをスティーブ・ジョブズの立場になってもっと考えてみなさいということでした。

Blue Ocean Strategyの奥の深さを知るとともに、スティーブ・ジョブズと普通に話をしているチャン・キム教授に指導を受けられるありがたさを実感しました。




CNPMusicの取締役会と株主総会
INSEADのプロジェクトをやらせてもらっているCNPMusicの取締役会と株主総会があるということでパリまで行ってきました。と言っても取締役は僕がいつも話しているEcole de Minesの先生・奥様・姪っ子に、サイトを初期に開発した先生の生徒だったプログラマーとギタリストのEric Boell夫妻です。株主総会になっても持ち分は違いますが顔ぶれは全く同じ人達です。雰囲気は久し振りに友達・家族が集まって楽しく話している食事会です。

12時にパリのレストランに集まってまずは食事です。Eric Boellに会うのもはじめてなのでみなさんに挨拶して、席について食事です。食事の後に取締役会・株主総会が控えているのでグラス1-2杯ほどワインを飲みました。

その後に場所を変えて会議室で取締役会です。といっても昨年度の会計報告を承認したら、僕がやったリサーチの結果をみなさんに報告したのがメインでした。みんなかなり驚いた様子でこれは大変だとなり、今後の会社の方向性について今のままでいいのか方向を変えるべきかについての議論になり取締役会っぽい雰囲気に。結果は新しいところを目指していこうということになり、僕の調査結果&提案が採用されることになり僕もうれしかったです。

http://www.cnpmusic.com/



INSEAD World Cup Soccer 2
先制点をあげて盛り上がる日本チームに対して、いつもはもっと冷静なコンサルタントや弁護士だったイタリア人クラスメートの怒りの声がピッチに響き、イタリアチームの目の色が変わります。その後は本気になったイタリアチームの攻撃を浴び、日本チーム自慢の組織力を次々と破られて5点をあげられて1-5の敗戦です。

気を取り直して挑んだアイルランド戦も前半は拮抗した展開で日本チームもチャンスを作るもぎりぎりのところで点が奪えず、逆に自殺点で先制を許します。フレッシュな控え選手を次々と投入して運動量で対抗することを試みますが、アイルランドは女性選手も含めた7人の動きで対抗してきます。特にこの女性選手はサッカー経験者で男子顔負けの技術と運動量でなでしこ不在の重みが日本チームにのしかかります。リスクをとって攻撃をかけてチャンスをつくるも得点に至らず、逆にカウンターで追加点を許して0-3の敗戦でした。

なんとか一勝をとの思いで挑んだ第3戦はレバノン戦です。これまでとは先発も入れ替えてフレッシュな選手中心で挑みますが動きが鈍った前半半ばで先制点を許します。相手も3戦目ということで疲れが見えますが要所ではきちっといいプレーを決めてきます。日本も何とか1点を返しましたが、最後は力尽きて1-4で敗れました。

日本チームのいたグループからは下馬評通りイタリアが1位で勝ち上がり準決勝も勝ちましたが決勝で敗れて2位で、優勝はドイツ!ワールドカップ、ユーロを彷彿とさせる熱い戦いが繰り広げられた1日でした。

残念ながらグループリーグ敗退の日本チームでしたが、控え選手も含めたプレイヤーの数、パートナー・家族の応援では他国に負けない元気さをみせました。体力・技術で負けましたが気力では負けずに戦い抜き、終了後にはビール&シャンパンにバーベキューで健闘をたたえあいました。16カ国のナショナルチームでのワールドカップが実現したINSEADのダイバーシティのすごさを実感するとともに、次回大会に向けては日本チームは男女ともに有力なプレイヤーのリクルーティングが必要です。世界の強豪相手に戦いたい方はぜひINSEADを受験してください!
日本チーム







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