フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


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Price & Markets
P1のコアコースで学んでいるPrice & Marketsはいわゆるミクロ経済です。デマンドカーブ・サプライカーブの話からはじまるのですが、最初は正直なところMBAでなぜミクロ経済を学ぶのか分かりませんでした。経済の原則を学ぶことは意義があるとも言われたのですが、それが分かったら何が出来るのって感じです。エコノミスト以外でデマンドカーブ・サプライカーブを仕事で描いている人に会ったことがなかったこともあり、良く分かりませんでした。

ところが後半になってデマンドカーブ・サプライカーブやコストに基づいてマーケットで価格がどのように決定されるかが見えてきてから急に面白くなってきました。個別の企業は収益を最大化することが目的なので、そのためのプライス、供給量やコスト構造をどうするかをマーケット全体を見ながら決めていきます。マーケットには複数の企業がいるのでそれぞれが個別に収益を最大化するための意思決定をしていくと、その結果がデマンドカーブ・サプライカーブであらわされることが分かりました。

さらにこれをシミュレーションするPrice & Markets Gameをやってみるとさらに理解が深まりました。これはINSEADのフォンテンブローとシンガポールのキャンパスの学生に加えてWhartonの学生も参加したゲームで、スタディグループがある企業になりその企業が事業を行っているマーケットのデマンド・サプライ・コストなどの式を与えられて自分たちの価格を決定します。利益を最大化することが目的なので価格を高く設定したいのですが、難しいのはマーケットには自分たちの企業だけでなく他のスタディグループの企業も参入しておりその企業がより低い価格を提示した場合には顧客を奪われてしまいます。つまり他の企業がどう動くかを読んだ上で自分たちの収益を最大化するような価格を入力することが大事です。

1日1回それぞれのチームが価格を入力してその結果が翌朝に連絡されます。相手の企業がどう出るかによって収益が驚くほど変化します。みんなで値上げをしていくことでどの企業も収益を増やせるのが分かっていながら、ある企業が値下げで顧客を獲得すると一気に値下げ合戦になって収益をどんどん減らしていったりといったことが起きてすごく面白かったです。最近はゲームセオリーの関係者がノーベル経済学賞を受賞していますが、そのゲームセオリーがどういうものかを知れたのもよかったです。

理論の学習とシュミレーションを通じてミクロ経済がビジネスでどう役にたつのかが分かりました。大学でもミクロ経済はちょっと勉強したのですが結局よく分らないまま終わったのですが、ビジネススクールで勉強してようやく何の話をしているのかが分かりました。また授業の最後に先生から“トレンドに振り回されるのではなく根底にある基礎を理解して動いていくことが大事“だと言われて、このコースが何のためのコースだったのかがよく分かりました。個人的にはP1ではこのコースが一番好きでした。

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