フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


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Ethics Day
きょうは普段の授業とは別にEthics(倫理)の授業が行われました。アメリカでエンロンやワールドコムなどの事件の際に経営者のEthicsが問題になり、これらの企業の経営に有名なビジネススクールの卒業生が多く関わっていたことからビジネススクールのあり方そのものにも疑問がなげかけられました。ビジネススクールが合理的・自己中心的に利益を追求することを教えていったためにあのような事件につながったという人もいるようです。ビジネスを取り巻く環境においてもEthicsは重要なテーマになっており、それにこたえる形でEthicsに関する授業がMBAのカリキュラムにも組み込まれています。

今日はEthicsに関して専門的に取り組んでいる教授や有名企業のChief Ethics Officerなどの話を聞くことができました。そもそもの前提として100%Ethicalに正しかったり100%間違っている人はおらず、みんなそれぞれにグレーなところにいることがあります。現実の経営の意思決定においてもEthicalに正しいけど損をする選択肢とEthicalにはあまりよくないが利益が増える選択肢があったときにどちらをとるべきかで迷うことがほとんどです。そこでこれに対して自分の中でどこまでならよいのかの判断基準を確立することが大事だとの話をある教授からされました。それは単純な利益追求とは別の考え方があることを知り、様々な考え方を理解した上で意思決定していく方法を学ぶことだそうです。いくつかの事例をとりあげて話した際にも学生からは“こういう場合はどうなの?”という質問をしても、教授からははっきり良いか悪いかを答えずにそれは自分たちが判断すべきことであり、どうやって判断するか考えて欲しいと話をされました。またEthicalに問題のある行動を取る際にはこれを正当化するための言い訳が必ずつけられるが、これに騙されてはいなけいとも言われました。歴史でも絶対に許されない大虐殺などでもこの行為を正当化するための理由は必ずつけられているので、これを受け入れて良いのかどうかを考えることが大事だとのことでした。

Ethicsの問題は他の授業よりもさらに答えがはっきりせず、どう対応すればいいのかもまだちゃんとまとめられていないのが現状だと思います。でもこれに対してINSEADが一生懸命に取り組んでいることを知ることができて良かったですし、自分もこれから考えていかなくてはいけないと思いました。
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