フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


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電気代
Avonの家に入居して一か月がたったところで先日はEDFというフランスの電力会社がメーターを調べに来て、数日後には請求書が届きました。うちはキッチンやシャワーの給湯も全て電気を使っているので電気代は結構かかるだろうなと覚悟していたのですが思ったより安かったです。1kwhの単価も日本だと15-20円ぐらいのようですが、こちらの請求書をみると0.04-0.08ユーロ(約7-13円程度)と日本よりだいぶ安いようです。

調べてみると僕の契約している電力会社はEDFというフランス最大の電力会社で、国営企業だったのが最近民営化されたようです。またEDFは発電量の15%程度をイタリア、イギリス、スイスに輸出するなど外国にも進出しており、電力自由化の進む他国の電力会社の株式を積極的に買収することでヨーロッパ各国をはじめ中国・ベトナム・アメリカや南米・アフリカなどの電力会社を傘下に置くグローバル企業となっているようです。電力事業を他国の企業にコントロールされるのはどの国にとっても好ましくないことですが、特にEUは電力自由化政策がとられていることもあって国をまたがっての競争が行われておりEDFも他国の電力市場で大きな位置を占めているようです。EDFはフランスの20箇所以上で60基近い原子炉を保持しており、電力の85%を原子力でまかなっているため原油高の影響を受けずに電力を提供できることも強みになっているようです。

フランス国内もこの7月からは電力事業が完全自由化されてうちもEDF以外の電力事業者から電気を買うことができるようになりました。しかしもともとEDFの電気料金が安いことと、一度EDF以外の電力事業者と契約するとEDFと再契約をすることが出来ないと言われていることもあってEDFから乗り換える人は少ないようです。フランスとしてはEUの方針や電力自由化の流れに沿ってフランス国内の電力事業も自由化しましたが、EDFが価格面や設備面で圧倒的な競争力を持った状態であれば他国の企業に市場を取られる心配はほとんどないでしょう。この競争力の背景の一つには原子力の持つ技術の力とチェルノブイリなどの原発事故があっても原子力を推進したフランスの戦略とフランス人の意志があると思います。原子力のような高度で複雑な技術の評価は今の時点でするのは難しいと思いますが、ここまでのところ原子力を見事に活用しているフランス人はちょっと尊敬します。
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