フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


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バンクーバーのコンサート
ちょうどバンクーバーに滞在している時期にFestival Vancouverという音楽祭のようなイベントがおり、たくさんのコンサートが行われていました。テーマは”Classic, World, Jazz”でWorldは南米が多いようですがアフリカ、アジア、北欧なども出てきてかなり多彩です。

http://www.festivalvancouver.ca/

そんな中でクラシックのピアノのコンサートに行ってみました。演奏はニューヨークのジュリアードで学んだあとに演奏家として活動し現在はバンクーバーのトップの大学でも教えているピアニストで、レクチャーとその間に演奏もしてくれます。テーマは”アメリカのクラシック音楽の作曲家”です。

そのピアニストは20代後半のころにある作曲家から”音楽とは何か?”と問いかけられたそうです。このピアニストはその時にはいろいろと難しい技術論を展開したが作曲家は”音楽とは歌と踊りだ”と答えたそうです。心の底から湧き出てくる感情を歌と踊りで表現することが大事だそうです。そしてそれぞれの人によって感情を表現する歌と踊りは違います。ドイツやイタリアの人とアメリカ人では違うでしょう。それがアメリカ人の作曲家の音楽につながります。アメリカの作曲家の曲をいくつかピアノで演奏してくれましたが、ジャズなどの影響を受けたのかヨーロッパでは聞いたことのない音楽でした。

アメリカで作曲家というとやはり代表はガーシュウィンです。彼もピアノや室内楽の曲だけでなくミュージカルや映画の曲も作曲しているアメリカっぽい人です。代表作はラプソディーインブルーでジャズとクラシックを融合させた曲と評価されてもいます。のだめでも出てきましたし僕も好きな曲ですがやっぱりヨーロッパでは出てこない音楽です。ヨーロッパでも20世紀や現代の作曲家の音楽も聞いてきましたがアメリカとは違う方向に進んでいます。

作曲家との関係については作曲家の作曲した時の状況や感情を理解してそれを表現することが大事だと言っていました。生きている作曲家の曲を演奏するときには作曲家といろいろと議論し、時には自分の好きなように演奏できないので大変だと言っていました。ここまではヨーロッパでも一緒ですが違いは古い作曲家の曲に対するアプローチです。”もう死んでいる作曲家は直接いろいろ注文してこないから楽です。調べるのもWikipediaとか使えばいいし。”と冗談ぽく言っていましたがそんなことをヨーロッパで聞いたことはありませんでした。うちの娘がモーツァルトが好きと言った時には”技術的には弾ける曲もあるけどモーツァルトを上手に弾くには恋愛をしないといけない。それもドロドロの恋愛のほうがいい。だから5歳だとまだ早いかな。”と言われました。

バンクーバーでクラシック音楽のコンサートに行けば欧米の比較ができて面白いかなと思って行ったのですが、アメリカとヨーロッパのクラシックは違いすぎました。同じ曲を同じレベルの技術の演奏家が演奏するとしても表現したいものやそのアプローチが異なると出来上がる音楽は変わってくるはずです。アメリカのクラシック音楽とフランス、ドイツ、イタリアのクラシック音楽とは似て非なるものとして考えていった方がよいだろうなと思いました。

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