フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


プロフィール

MademoiselleMozart

Author:MademoiselleMozart
FC2ブログへようこそ!



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



FC2カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


INSEADのCareer Service
今回は会社を辞めての私費留学で来ているので卒業後の仕事も探さないといけないのですが、せっかくヨーロッパに来ているのだからヨーロッパで仕事もしてみたいというのは漠然と思っています。一方で昨年の卒業生からは英語もフランス語もネイティブでなく言語面でハンデある状態で、こちらの優秀な人と競争していいポジションを勝ち取ることは難しいともアドバイスされました。確かに自分でもコンサルタントとして日本語で提供していたバリューと同じレベルのものを英語やフランス語で出来るかと言われると厳しいなと思います。とは言えヨーロッパの人のキャリアの作り方や企業はどうなっているのはか知ってみたいし、そんな中で自分にも競争力のある仕事があるかもしれないのでダメもとでもヨーロッパでの就職活動をしてみようと思います。

手始めにINSEADのキャリアサービスの担当者と会ってきました。キャリアサービスの機能としては学生にキャリアのアドバイスや企業の紹介、企業に対してもINSEADの学生を採用してくれるような働きかけなどをやっているようです。半数以上の学生がキャリアサービスを通じて卒業後の仕事を見つけており、ある学生は“MBAホルダー対象のいい仕事は全部キャリアサービスに集まっている。ここでいい仕事を見つけられなかったら他で探すのはさらに難しい。ビジネススクールで一番価値があるのはキャリアサービスだ”と言っていました。これはかなり極端な意見だと思いますが、キャリアサービスは学校にとっても学生にとっても重要な役割を担っていることは間違いないのでしょう。

担当者との話ではまず最初にこちらのバックグラウンドやINSEADに来た理由、これから何をしたいと思っているかを話しました。就職先としては業界は限定せずに考えていることと、地域としてはヨーロッパで働きたいと言いました。働きたい地域をヨーロッパと言ったのは、日本で就職するのであればキャリアサービスに頼らずに自分で動くことになりそうですが、ヨーロッパでの就職活動に関してはやり方も分からずネットワークなどの僕の弱いところがちょうどキャリアサービスの強みなのでこの点を中心に力を借りようと思っていたからです。まず最初にアドバイスされたのはSector(コンサルティング・金融など)、Function(マーケティング、経理、オペレーションなど)、Geography(ヨーロッパ、アジア、アメリカなど)の3つで自分が何を重視するのかを決めなさいと言われました。とにかくヨーロッパで働くというGeographyを優先してSectorやFunctionは妥協するのか、コンサルティングを極めるというSector重視であればFunctionとGeographyは優先度を下げるのかなどです。これは入学後にワークショップやカウンセリングをやっていく過程でみんな考えるそうで、入学前と全く違うことを目指すようになる学生も多いそうです。

またヨーロッパの企業の採用状況に関してはとても景気がよいそうです。特にイギリスがよく、フランスやドイツもよいそうです。INSEADの学生はイギリスに行く人が多いのですが、理由としては英語が使えることと労働許可が取りやすいそうです。フランスやドイツの企業から内定を取るにはフランス語やドイツ語が重要になることと、フランスやドイツでは労働許可をとるにはその企業がヨーロッパ人ではなく日本人を雇う理由を説明しないといけないそうです。総じて日本の学生がヨーロッパで働くのは簡単ではなく日本とのつながりを求めている企業などを対象にするのがよいとアドバイスされました。例えばルノーのように日産などの日本企業との連携が必要な企業などを探して、その企業に対して自分がどういう貢献が出来るかを考えなさいということでした。また日本人でヨーロッパで働いている人と会って、どういう形で働けるのかを聞いて回るようにも言われました。

フランスに来てからはっきり認識したのは僕は日本人であり、日本語ができて、日本で教育を受けて、日本で仕事をした経験があることが日本で就職する上で大きなアドバンテージになっていたということです。コンサルティングスキルや数学力などは国籍などに関係なく評価されるのですが、それでもヨーロッパ人を押しのけてヨーロッパで仕事を見つけるまでには至りません。日本人として生きてきたことをどういう形であれば強みとしてヨーロッパの人に認めてもらえるのかは考えていきたいと思います。

INSEADのキャリアサービスの全体的な印象としては日本のリクルーティング会社と比べてもじっくり付き合ってみる価値があるなと思いました。ヘッドハンターは求職者を転職させたときに売り上げが上がるパターンが多いので時間をかけずに求職者を効率よく次の会社に転職させることを目指していると感じることがありますが、学校のキャリアサービスは在学期間中をかけてじっくりキャリアに関するディスカッションをしてくれそうです。またMBAに来ているような年齢・キャリアレベルの人材を毎年数百人も動かしているわけでMBA卒業時のレベルの人材に特化したヘッドハンティング会社と考えれば有力なヘッドハンティング会社以上に力を持っていると思います。
スポンサーサイト


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。