フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


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無賃乗車
パリの語学学校には電車を二回乗り換えて通っています。パリを走っている電車にはパリ市内を細かい網目のように網羅したMetro、パリの中心部とシャルルドゴール空港などのパリのちょっと郊外を結ぶRERとパリと他の都市とを結ぶSNCFがあります。SNCFには日本の新幹線にあたるTGVがフランスの都市を結び、その間にある街はローカル線で行きます。僕がフォンテンブローから語学学校まで行くにはSNCFのローカル線でパリのリヨン駅まで行き、そこからMetroの2路線を使っています。

MetroやRERは日本の地下鉄などと同様に自動改札に切符を入れてプラットフォームの方に入っていって電車に乗ります。(ただし降りるときに切符をみられることはありません。)SNCFでは自動改札はなく乗る前に切符を買って切符に切れ目と切符の裏に印刷の状態の悪い数字を刻印する機械に自分で差し込んでから電車に乗ります。TGVなどの長距離の路線では電車の中で切符をチェックされますが、フォンテンブローに行くような路線ではどこでもチェックされないのです。僕はパリまでは定期券や回数券で通っていますが無賃乗車をしても誰もきづかないのではと思ったわけです。もし車掌さんが来たとしても数字も読み取れないだろうから別の日に刻印を入れた切符を見せればいいのではとも思いました。

電車でフォンテンブローとパリを往復して3週目ですが、一度だけ電車の中で車掌に切符をチェックされました。その週はパリに行く回数も少なそうなために回数券を使っていたので僕の手元には数枚の使用済み切符がありました。まずはその前日に刻印を入れた切符を出してみたところ切符の裏を見てこれは違うと言われました。次々と切符を渡しますが裏を見て違うと言いつづけます。最後に電車に乗る直前に刻印を入れた切符を渡すと、これでOKと言っていました。ちゃんと見れるんだと感心していたところで、僕の後ろの席に座っていたおばあさんが切符をもっていなかったようで怒られ始めました。何やら苦しい言い訳をしているのは雰囲気で分かります。別の車両からも車掌が来て3人がかりできつい口調でおばあさんを怒っています。おばあさんは身分証明書を出し、車掌はそれをメモして解放されました。

あとで聞くととんでもない罰金(正規運賃の100倍?)が払わされることやそもそもきちんと払うべきだと考えている人も多いらしいなどの理由で現地の人は無賃乗車するようなことはしないと言っていました。100人近く乗っていたあの車両でもあのおばさん以外はみんな切符を持っていたことから考えると、数%の乗客が無賃乗車をしたとしても改札の人件費や自動改札機の設置・運用費用と比較すると低コストで運営できるのかもしれません。これを踏まえて考えると改札もなく無賃乗車し放題でいい加減に見える仕組みも一つのシステムとして成立しているようです。
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