フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


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コンサルティング業界について思うこと-その3
先日書いたコンサルティング業界の会社の続きです。コンサルティングファーム同士の競争は主に二つあります。一つは顧客獲得で、もう一つは人材獲得です。顧客の観点からの話は前回書いたので、今回は人材獲得の観点から書きたいと思います。ここでは大きくトップのファームとチャレンジャーファームに分けて書こうと思います。まだプレゼンを聞いてカクテルで話をしただけの段階ですが、仮説としてはいい線いっているのではと思っています。
前回の投稿

‐トップファーム
全世界にあるすべてのオフィスで働くコンサルタントを募集しています。INSEADからは毎年50-100人と言った規模で大量に採用しようとしています。採用のポジションはファームの中のキャリアパスでMBAのエントリーポジションがあり、そのポジションにあてはまる人を探しています。役割としてはプロジェクトの一部を任せられます。採用にあたっては比較的ポテンシャル重視で時頭の良さが大事であり面接でもケースインタビューをうまくやることが重要です。

またある分野でトップクラスの人材をとろうとしているようです。僕は最初に”別のコンサルティングファームで戦略コンサルティングをやっていたがさらにこれをトップのファームで極めたい”と言ったところ、同業種の下位のランクの企業での実績はあまり評価されませんでした。しかし同じファームの別の人に、”日本の製造業で最高水準のオペレーションを達成するためのコンサルティングをやってきた。ジャストインタイムやカイゼンとかは専門家なのでこの経験を活かして戦略コンサルティングをやりたい”と言ったらこれはOKで、ケースインタビューをうまくやれば合格できるから頑張れと言われました。こういうファームの求める人材を理解する上で良い経験でした。

それと他のファームとの比較はあまり気にならないようです。自分たちはトップだという自負があり、プロジェクトの内容や同僚との関係を通じてどのようにキャリアアップしていくのかによりフォーカスしてプレゼンテーションも行われます。あるファームは”自分たちにコンペティターはいない”と言いきっていました。これに対して”自社の競争環境を分析するのは戦略策定で重要ではないのですか?”と聞くと、”最近は少しはやるようになったらしい”とのことでした。コンペティターのことを知らずに経営している企業を見たのははじめてだったのでかなり驚きました。

リクルーティングのイベントもとにかく派手です。プレゼンテーションには数百人の学生が集まり、そのあとのカクテルパーティはフォンテーヌブローのシャトーだったり、別のシャトーを借り切ってディナーをやってくれたりします。またそのファームで働いているアルムナイやパートナーも数十人来ているので、彼らのコストもばかにならないと思います。それでもヘッドハンターを使って何十人も採用するよりは効率よく採用できるのだと思います。

‐チャレンジャー企業
採用は多くても10人程度です。MBAのエントリーポジションがあり、トップファームと同じよう職務内容になります。ただ状況に応じてその上や下のポジションでも採用するつもりはあるようでよりフレキシブルです。

探している人材はより即戦力重視です。。面接でも過去の経歴を重視し、前職でプロジェクトベースでの仕事をしていた人のほうがコンサルタントのワークススタイルに移行しやすいのでこの経験を評価する。

話をしていても他のファームとの比較を重視しており、業界動向や他ファームとの比較などは話も盛り上がります。プレゼンテーションの中でも、”マネジメントコンサルティングはどのファームに行ってもやる仕事はほとんど変わらない。そんな中で我が社の特徴は、、、、”と言った話がよく出てきます。

このあたりのファームだとそれぞれに得意分野が明確にあるので、該当する分野の経験がありその領域でのコンサルティングを極めたいというと印象はよいようです。それと小規模で成長スピードは速いことが多いので、アントレプレナーのスピリッツを持ったコンサルティングをやって行きたいというのも受けることが多いです。


各社の状況によって採用のアプローチも変わってきていることもよく分りました。同じ話をしてもまったく違う反応が返ってくるのも面白かったです。書類選考に通れば次はインタビューに進めるので、この仮説に基づいて話をしてみてどうなるかを検証していこうと思います。

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