フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


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INSEADの授業 - Independent Study Project
Independent Study Project(ISP)は授業とは別に個人でプロジェクトをやり、その成果によって単位がもらえる仕組みです。エレクティブの授業を受ける代わりにプロジェクトをやって卒業の単位にすることができます。

P3ではこのISPとして日本企業のヨーロッパでのマーケティングの調査に取り組みました。以前にも書いたように某日系メーカーのエアコン事業を対象にしています。
http://mademoisellemozart.blog110.fc2.com/blog-entry-131.html

まずはINSEADで様々なマーケティングリサーチを調べます。これらは一般には有料ですがINSEADが契約しているようで学生は無料で使えます。これで市場規模や競合の動向などをおおまかにつかむことができました。また流通していると思われる店舗も訪問しました。その後に日系メーカーのフランス駐在マーケティング担当の方にインタビューをさせていただきました。

フランスでは日本メーカーの製品は少なく、特に家電製品はほとんど見かけません。それがエアコンでは日本メーカーがシェアトップテンに5社入っているなど日本企業の活躍が目立っています。これはマーケットの特性と日本メーカーの強みがうまくはまった結果だと分かりました。

まずフランス人の約70%が一軒家に住んでいます。このフランスの家は築数百年の古い建物が多く、エアコン取り付けには専門の業者に頼んで穴をあけて取り付けてもらう必要があります。そのためフランス人がエアコンの購入プロセスは、家のリフォームをするときに専門業者と綿密な打ち合わせをすることが多く、かなり詳細なテクニカルスペックまで比較して家の設備として購入しています。フランスのエアコン市場はブランドイメージ勝負のコンシューマー製品でなく、製品を厳密に評価されるプロフェッショナル向け市場により近いようです。こうなると製品性能面で優位にたっている日本企業が市場で良いポジションをとっていることが分かりました。

これは日本企業の一つの勝ちパターンになっているようです。日本企業がヨーロッパにさらに進出していくには、このパターンで勝てる製品を探すとともに、また別の勝ちパターンを作れるかが次のステップです。今回のプロジェクトではここまでがスコープですが、別の勝ちパターンを見つけられるかどうかは次の機会に検討してみようと思います。

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