フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


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アルプスの山でのハイキング
アルプスの山を登ってきました。と言っても2人の子連れなので登山電車で展望台まで登っただけですけど。Chamonix(シャモニー)という冬は高級スキーリゾートになるアルプス観光の中心地に行って、そこから登山電車にのります。
登山電車

真夏なのに山の上には雪が残り谷底にはMer de Glace(氷河)が広がっています。
展望台から見るアルプスの山

谷の下まで降りると氷河に触れます。近くに見える壁は表面は砂がついて灰色ですが実は氷河です。穴の奥は白い氷が見えます。
氷河の壁

氷河の中です。まわりは何万年も前からある氷で中は寒いです。
氷河の中

景色も氷河も見て触って大自然のすごさを実感できました。


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アルプスのChambres d'hotes(民宿)
アルプスに来ています。フォンテーヌブローからだと約5時間半のドライブです。山あり谷ありの道を走り抜けると小さなかわいらしい村が出てきて、その田舎の村の山小屋のようなChambres d'hotesに泊まりました。
まどからの景色

おじいさんが子供好きだというのでおじいさんの前で娘がバイオリンも演奏です。
おじいさんの前で演奏

部屋にはアルプスの少女ハイジの本が置いてありました。フランス語版です。日本と違ってあまり可愛くないですね。
ハイジの本



フランスの子供たちのお弁当
幼稚園の遠足ではじめてお弁当を持ってくるように言われました。うちは日本風におにぎりにから揚げ・卵焼きにフルーツを入れたお弁当を持たせました。日本のママさんが作るお弁当の定番のパターンです。

フランスの子供たちはというと以下のようなパターンが多かったようです。

・サンドイッチ(パンにジャムを塗っただけ)
・ポテトチップ(これってお菓子じゃないのか)
・リンゴやバナナそのまま(ウサギの形にむいたりはしない)
・オレンジジュースか水

フランス人以外の欧米の子供も同じようなパターンだったようです。

朝のお弁当準備時間は5分でしょうか。こんなのを日本の幼稚園に持って行ったらお母さんは先生に呼び出されそうですね。

分ったことは日本のお母さんが世界で一番がんばっているということでした。日本のママさんたち、これからもがんばってください。



幼稚園の遠足
一年間通ったフランスの幼稚園はなぜか6月になってからイベントが盛りだくさんで今日は子供たちが遠足に行ってきました。1時間ほどバスに乗って農場に行き、牛・馬・ロバ・ヤギ・豚・鶏を見て、世話をさせてもらったそうです。

いつもは怖くて動物に近づけないうちの娘も友達と行くと気が大きくなったのかロバの毛にブラシをかけたり、牛にあげる草を集めて食べさせてあげたりもしたようです。動物たちのいる柵の中にいれてもらったり、しぼりたての山羊の乳を飲んだりと普段農場に行ってもさせてもらえないことで楽しかったようです。

はじめての遠足でしたが天気もよくみんな元気に帰ってきてくれたのでよかったです。



パリのレストラン - le Relais de l'Entrecote
この間INSEADの同級生とパリで行った一番おいしレストランはどこかの話で盛り上がった時に韓国人夫妻が”l'Entrecoteのステーキが最高だった”と言っていて、肉好きの韓国人が絶賛するステーキってどんな感じだろうと気になったので行ってきました。フランス各地に支店があり、僕が行ったのはle Relais de l'Entrecoteというパリのシャンゼリゼの近くです。

www.relaisentrecote.fr

メニューをみると前菜はサラダ、メインはEntrecote(サーロインステーキ)しかなくて、ワインとデザートにはいくつか選べるようです。オーダーを取りに来たおばさんにはいきなり”焼き加減はどうする?”と聞かれます。日本にもステーキのお店に行ったことはありますがここまでメニューを絞ったお店はじめてでした。この思いきりは素晴らしい。

焼き加減を伝えてから3分後にサラダが来ました。サラダを食べ終わるか終らないタイミングでステーキとフライドポテトが来ました。肉は柔らかくジューシーでおいしかったです。食べ終わったころにまた肉が来ました。どうやら最初に四切れ持ってきて、冷めないようにしばらくしてから次に三切れを持ってくるのがここのスタイルのようです。

メインまで食べ終わったところでお腹一杯だったのでお会計をして帰りましたが所要時間が約30分でした。ファーストフード以外でこんなに早く食べれたのははじめてでした。お客さんは次々と来て並んでいましたが回転が速いのでそれほど待たないですし、一度座ればすぐに出てくるので昼休みの時間を気にする必要もありません。味もさることながらオペレーションも他のレストランよりも数倍効率が良さそうで、なかなかいいビジネスですね。

その後フランス人の友人に聞くとステーキを食べるならここのレストランが一番という人が多かったので評判もよいようです。フランスに来てステーキを食べたい方はぜひ行ってみてください。



車を返して車を借りる
一年間リースしていた車を返さないといけなくなりました。こちらの税制度で1年以下しか使用していない車をEU外に持っていけば税が免除されるらしく、この制度を利用して安く車をリースしていました。ほぼ1年間借りているのでさらに延長してもらうこともできず返すことになりました。

フランスに来てからの約1年間でフランス各地にベルギー・オランダまでの約2万5千キロも走ってくれました。車はあちこちぶつけて傷がつき、バンパーも一部壊れ、車の中は子供達が食べこぼしたお菓子が散乱していますが、向こうの人はチェックして”問題なし!”と親指を立てていました。ちゃんと走ればあとのことはどうでもいい細かいことなのでしょう。車は無事に引き取られていき、ちょっとさみしい別れです。


車がないと生活できないので、代わりに車を2台持っているINSEADのクラスメートに夏休みには使わないほうの1台の車を1カ月貸してもらうことにしました。

↓この車です。
http://nokomitch.blog80.fc2.com/blog-entry-53.html

1990年生まれのルノー車で、僕が子供のころにうちの親が乗っていた車に似た雰囲気です。日本だといまどきほとんど走っていませんがフランスでは普通です。マニュアル車なんて僕にはまともに運転できないし窓もドアの鍵も手動だしとなかなか不便ですが前の車よりもフランスっぽくなった感じがしてちょっと気に入っています。こんな興味深い車を貸してもらえて感謝です!




夏が来た
娘の幼稚園で月曜日の朝に”今日から夏です”と先生が発表したそうです。夏至を迎えて季節も変わったようです。そう言えば春になった時も”今日から春です”と先生が言っていたそうです。

日本ではあまりこういう言い方をしないような気がするのですがどうなのでしょうか?僕は梅雨が明けるといよいよ夏だなと思っていました。

ちなみにINSEADでは季節の話は出ません。季節感のない学校です。



レッドオーシャンな人生
ブルーオーシャン戦略の話をしている中でチャン・キム教授には”ブルーオーシャン戦略は個人のキャリアにも適用できる。そして君たちはレッドオーシャンなキャリアを送ってきたレッドオーシャンな学生だ”と言われました。確かにその通りでINSEADの学生の多くはよい大学を卒業し、よい企業で優れた実績を残して将来有望と言われ、地域社会でもボランティアなどで貢献しよい人と言われてさらに国際経験も豊富な人ばかりです。それはINSEADがそういう学生を集めているからで、僕も受験の時はこういう人に見えるように努力しました。(実際はそんなに立派でないので見せ方にかなり工夫が必要でした。)INSEADにいる学生は他の優秀な人たちよりも優秀だと評価されたから入学出来たわけで、これはレッドオーシャンで競争に勝ち抜いたということです。

となると次は自分にとってのブルーオーシャンを見つけることが大事です。そしてそこに向けて変化していくことが大事だと言われました。INSEADに来てたくさんの刺激を受けたことで変化しているはずでこれをストラテジーキャンバスで表現してみなさいと。いろいろな要素がちょっとずつ増えているのであれば大した変化はしていないということであり、新しい要素が加わりこれまでは大事にしていたものを捨てていれば変化しているということでそれがないと面白くないと思いました。

やってみるとなかなか難しいです。いろいろ学んだこともあって強くなった部分は思いつくのですが、別人のように変化したかと言われると分りません。チャン・キム教授に言われて以来自分にとってのブルーオーシャンを探し続ける日々です。



オーケストラの発表会
フォンテーヌブローの音楽学校で今年最後の発表会がありました。今回は音楽学校の教室ではなく、街にある大きなホールです。大きすぎて会場には結構空席も目立ちます。

夜の20:30開始なので娘は眠いと言っていましたが、一番の発表だったのでなんとか乗り切りました。今回はFete de la musiqueの時よりもちゃんとメンバーが揃っていたのでちゃんと聞けました。

オーケストラのメンバー



誤解されているブルーオーシャン戦略
ブルーオーシャン戦略の本当の価値に気付くのは結構大変です。日本ではどうなのかなと思って調べてみましたが、だいたいは本のサマリーをしているだけで本質的な価値まで踏み込んだものはほとんどないようです。やはり簡単には理解されないのだと思いました。

そんな中ですばらしいと思うのはハーバードビジネスレビューの編集長でこれはさすがと言うしかありません。
http://dhbr.hontsuna.net/article/1899809.html
http://dhbr.hontsuna.net/article/1897830.html
http://dhbr.hontsuna.net/article/1781349.html
http://dhbr.hontsuna.net/article/1778848.html



Fete de la musique(音楽祭)
6/21はフランス全土でFete de la musique(音楽祭)が行われているようです。フォンテーヌブローでもミュージアム・シャトー・教会に街中の広場などで30以上のコンサートが行われました。ジャンルもクラシック・ロック・ジャズ・民族音楽などバラエティに富んでいます。

午後の3:30からは音楽学校のオーケストラがフォンテーヌブローの街の中心の歩行者天国で発表しました。娘も一緒に演奏しました。会場にちょっと早めに行くとチェロの子がもう揃っていましたがバイオリンは娘一人だけです。バイオリン1人にチェロ4人なんてなんとバランスの悪いオーケストラでしょう。
バイオリン不足で悩む先生

心配して待っているとバイオリンが2人来ました。しかしそのうちの1人は全然弾けない子でもう1人は娘と同じ第1バイオリンです。第2バイオリンがいない。仕方なく上級生のバイオリン2人が入ってくれました。
助っ人を加えたところ

子供たちのオーケストラの演奏の前に歌の先生が歌ってくれましたが、そのころには通りがかりの人も含めたたくさんの人が見てくれました。
先生の歌

その後は街の中でやっている音楽をいくつか聞いて帰ってきました。Fete de la musiqueは10年ほど前からやっているそうで、この日になると夏が来て夜も遅くまで明るいので野外コンサートを夜まで楽しめるな時期が来たなと思うそうです。フォンテーヌブローでもたくさんのコンサートがありますが、パリまでいくともっとすごいコンサートがたくさんあるようです。



iPhoneの可能性
その後iPhoneについて考えてみました。

http://mademoisellemozart.blog110.fc2.com/blog-entry-326.html

まず調べて分かったのはiPhoneユーザーの90%が競合製品から乗り換えた人で、競合製品を持っていなくてiPhoneを新たに買った人は10%しかいませんでした。やはり今のiPhoneはレッドオーシャンの製品です。

それでなぜレッドオーシャンの製品になってしまったのかを考えると、そもそもレッドオーシャンの製品として作ったからだと思います。iPhoneの製品発表でも”iPhoneはスマートフォンとMP3が一つになった製品”として紹介しています。既存のスマートフォン、MP3よりも優れた製品として評価されたので競合製品から乗り換える人はたくさんいて話題になりましたが、一方で全く新しい製品カテゴリー・バリューを提案してはいないのです。これでは新たなマーケットを作り出すことはできないはずです。

そこで何か出来る可能性がないかを考えてみるとモバイルインターネットの可能性が見えてきました。スマートフォンの顧客満足度調査を見ると電話とメール機能には満足しているがインターネットブラウザーは使いにくく不満が多い一方で、iPhoneのブラウザーは使いやすいと評価されています。実はモバイルインターネット端末として今は一番すぐれた製品のようです。

ネットにつながっていることは僕にとっても重要ですが、今はほとんどがPCを使っています。出来れば常にネットにつながっていたいので携帯・スマートフォンも考えたのですが、画面も小さく使いにくいから結局使っていません。結局のところPCを使っていて、その理由にはスクリーンサイズが大きく必要な情報が見れる、キーボード入力が容易、アクセススピードが速いことがあります。ただこれは使えるのが学校や家に限定されるのとPCを買う初期投資が10万円以上するので高いことが気になります。そこでiPhoneは携帯できる便利さと使いやすいブラウザに携帯電話よりは高いがPCよりは断然安いということでネット接続端末としては非常に優れているのです。

実際のところユーザーにはiPhoneを買ってからノートPCを持ち歩かなくなったと言っている人もたくさんいます。考えてみるとPCで一番使っている機能はメールとブラウザであり、もうちょっと機能を改善してくれればiPhoneだけあればPCは不要という人も出てくるのではないでしょうか。

さてiPhoneにどのような改善が必要かというとアクセススピードです。これはGSMでなく3Gを採用することで改善されます。それとモバイルインターネット用のアプリケーションがもっと必要です。例えば街を歩いているときに近くのレストランを探せて気に行ったレストランまでの道順を教えてくれるなどのアプリでこれはGoogleとの連携を強化していくことでも対応できると思います。街中でモバイルでインターネットが使えたら何をしたいか、便利かをもっと考えることが大事です。それと今はついているMP3の機能は不要です。この機能を削ることでiPhoneの製造コストを約30%減らすことができます。

モバイルインターネットの時代はこれから来るだろうし、この代名詞となる製品にiPhoneがなる可能性はあると思います。スマートフォン市場の30%を取ったということよりももっと大きなインパクトを与えられる可能性があり、この時代のWalkmanのようなポジションになりえるのです。

ここにきてブルーオーシャンストラテジーは新しい時代を切り開くためのツールだと言われていたことの意味がようやく分かりました。やはりこれはすごいです。ブルーオーシャンストラテジーを批判する人たちの声を聞いているとこのすごさを理解できていないことも分かりました。これまでの戦略論とも一般的な企業の戦略立案とも違うアプローチなので難しいのでしょうか。でもやはりすごいのでこれを使って何か出来るといいのになと思います。



アントレプレナーになるか、、、
INSEADの卒業後のキャリアがアントレプレナーという人がいます。卒業後すぐに起業するパターンにはいくつかありますが、アントレプレナー系の授業の中でビジネスプランを作り、教授の指導を受けてベンチャーキャピタルなどと話をしていく中で、実際に起業する場合があります。またその他にも既在の企業を買収して経営者になる人もいます。数年前にはINSEADでも日本人のアルムナイがフランスの企業を買収して経営者になっています。

こういう人の話を聞いているとワクワクするので自分でも出来ないかなと考えていた時に、僕が別のプロジェクトをやっていたCNPMusicを買収したらとアドバイスされました。そんなことができるのかなと思いながら試しにどうなのか考えてみました。

まずはいくらで買収できるのかの企業の現在価値を計算です。過去5年間の財務諸表をもらっていたので利益と成長率をみて、割引率を決めて計算します。個人で買収するには高すぎるけど、ベンチャーキャピタルにお世話になるほどもなさそうな微妙な金額です。

運営面を考えると僕一人では無理で現オーナーにも残ってもらう必要があります。そうすると僕が100%買収するのではなく、オーナーから株をいくらか譲ってもらう形で出資したほうがいいかもと思います。出資割合を適当なところに設定してみると、個人でも出資できそうな金額になりましたがよく考えると僕には貯金はありません。まあでも個人の力でも集められる金額かもという希望が残りました。

次に自分が経営陣に入った場合に企業価値をどれだけ高められるかです。これは先日のプロジェクトでの提案でも売上数倍に出来る可能性があると思っていたので、この内容に基づいて計算します。企業価値も数倍になり、僕の出資割合をかけあわせると投資のリターンがでます。

うーん、まだまだ少ない。これだとサラリーマンをしているのとあまり変わりません。売上・利益を数倍にするアイディアは現経営陣にとってはよかったのですが、今回のケースで外部から出資する場合には数十倍の成長がないと十分なリターンが得られなさそうです。

実際に現経営陣とも話してみたのですが企業価値の評価や実際に僕がどこまで出来るか・任せるかについての意識の差もあり、まだ出資してやっていくには早すぎるようでした。出来たら楽しいだろうなとも思うのですがなかなか難しいですね。





ユーロ2008とフランス代表
日本でも深夜・早朝にサッカーの試合を見ている人もたくさんいるユーロ2008ですが、こちらは時差もなくゴールデンタイムに自宅でのんびり見たり、INSEADでクラスメートと見たりしています。大会もグループリーグが終わりクラスメートも盛り上がる人や敗退して興味を失った人がいてこの人たちと一緒にサッカーを見るのも楽しいなと思っています。

そんな中でフランスはいいところなく惨敗で、サッカー通らしき人が反省会のような話を延々とするテレビ番組があります。戦犯にはベンゼマ、アンリ、アビダルやテュラムなどの名前もあがっていますが、A級戦犯として誰もがうなずくのがドメネク監督です。

フォーメーションや戦術などは僕はサッカーの専門家でないので分りませんが、マネージャー・リーダーとして彼を見ても厳しい評価になります。フランスには人種や移民などの社会問題があり、これはサッカーの代表チームにも影響しており代表チームの中にも人種間や世代間の対立問題が常に存在しています。チームを運営するにあたっては常に爆弾を抱えた状態です。フランスワールドカップで優勝した時のフランスチームは勝利に向けて監督やキャプテンなどが強いリーダーシップを発揮してコミュニケーションを取り、文字通りチームが一体となって優勝を勝ち取りました。

今回のチームにはこの一体感がまったく感じられませんでした。これはチームリーダーの問題もあるのでしょうが、マネージャーの責任は大きいです。例えばドメネク監督は星占いで選手起用を決めているという話があります。企業でもスポーツでもマネージャーは人の配置を行う際に選手・部下にとってつらい決断をしないといけない場合があり、ここでこれをどう伝えるかは人間力が問われるところです。そこで”星占いで君はダメだったらか外したよ”なんて話をしたらここまで努力してきた選手・部下は納得いかないでしょうし、マネージャー失格です。どこまで本当かどうかは別にしてこんな話が出たら一度チームを外れた選手はモチベーションを保つのは難しくなると思います。

あとは見た目がしょぼいのも気になります。各国の代表監督を見ていると百戦錬磨のベテランや新進気鋭の若手の経営者と共通した存在感があり魅力もある人たちが揃っています。そこでこのドメネク監督はリストラされた中年の窓際族のようなしまりのなさと気の抜けた雰囲気をいつも感じます。ネクタイがちゃんとしまってなかったり、髪の毛がいかにもぼさぼさだったり、負けた試合のあとに青白い顔でもしょもしょしゃべられると見ていて悲しい気持ちになる人です。

敗退が決まった3戦目の試合後のインタビューで”この後の計画は?”と聞かれて、”これまで付き合っていた人と結婚したい”と公共の電波でプロポーズしていました。ここまでのインタビューはサッカーの話をずっとして来ていたので質問者の趣旨はサッカー人としての予定を聞いているところで、はぐらかしたかったのかリップサービスを狙ったのか分かりません。当然ながらこれもフランス中で批判されています。

フランスにはサッカーの監督でももっと立派な人もいるしサルコジ大統領もかなり叩かれていますがこんな情けない姿は晒していないので、フランス人としてもかなり例外的な人物だと思います。



フランボワーズ
家の庭にフランボワーズがなりました。壁の向こうの大家さんの庭に植えられた木の枝が壁を越えてこちら側に出てきています。

大家さんもたまに取りに来るのですがそれでは間に合わないような勢いで育っているのでうちも食べています。
フランボワーズ摘み

5分もするとお皿いっぱいに!ちょっとすっぱいので砂糖をかけて食べるようにアドバイスされました。完熟取れたてなのでとてもおいしいです!
フランボワーズ



Provinsの中世祭
週末はProvinsという世界遺産にも指定された中世の名残の残った街で中世祭があるということで行ってきました。Provinsはうちから1時間弱で出かけられるので日帰り旅行にはちょうど良い距離です。

街に着くと中世の衣装を着た人がたくさん歩いています。祭のメイン会場である旧市街に入るには8ユーロの入場料が必要ですが、中世の衣装を着て行くとただになるそうです。うちは残念ながら衣裳がないので普通の格好をしていって入場料を払いました。

入ってしばらくするとちょうどパレードがはじまりました。貴族、騎士、商人、音楽家や鬼(?)などの中世のキャラクターが次々と歩いて行きます。日本でも戦国時代の大名行列のようなイベントがありますが、このフランス版と行った感じです。街並みと音楽とパレードの効果で中世ってこんな感じだったのかなとタイムスリップしたようでした。
中世の音楽家

騎士

子供

中世のベビーカー(?)

持ち帰った宝

??



INSEADの授業-Blue Ocean Strategy Study Groupとチャン・キム教授
Blue Ocean Strategyの授業で前回のモボルニュ教授とのミーティングに続いて、チャン・キム教授とのミーティングがありました。

http://mademoisellemozart.blog110.fc2.com/blog-entry-288.html

これまでのところはグループでBlue Ocean Strategyのフレームワークを使ってみるということをやってきました。僕のグループはiPhoneでこれがブルーオーシャンかレッドオーシャンかを分析しました。

僕の中ではiPhoneはちょっとブルーのところもあるけどほぼレッドオーシャンの製品です。他社製品よりもある部分では劣っているがこれまでになかった新しいバリューを提供しているバリューイノベーションよりも、たくさんの機能を入れてデザインもよくした製品で他社製品よりも優れているDifferentiatorの製品だと思っていました。

そこで言われたのはBlue Ocean Strategyの本をよく読んで調べて分析して面白いファクトも見つけているが、さらに踏み込んでiPhoneでは何がよくてもっとどうするべきか・べきだったかを考えなさいとのことでした。iPhoneは新しいValueを提供して新しいマーケットスペースを作りだしているだろうし、これをさらに大きくするために何をすべきか考えるべきだと言われました。

チャン・キム教授はアップルのスティーブ・ジョブズと話をした際にBlue Ocean Strategyの視点からアドバイスをしたこともあるようです。スティーブ・ジョブズは”自分はBlue Ocean Strategyの本は読んでいないが、マッキントッシュ、iPod+iTunesやiPhoneでBlue Oceanを作ってきた。”と自信満々だったそうでBlue Ocean Strategyの本も時間がないし読む必要はないと言ったそうです。でもBlue Ocean Strategyをしっかり理解すれば今とは違う戦略になっているはずだとはチャン・キム教授も反論したそうで、僕もこれはその通りだと思います。

iPhoneはソニーのウォークマンのようにBlue Oceanを作りだし歴史に名を残すような製品になる可能性があるがこのままでは難しい。そのためにiPhoneをどうすべきかをスティーブ・ジョブズの立場になってもっと考えてみなさいということでした。

Blue Ocean Strategyの奥の深さを知るとともに、スティーブ・ジョブズと普通に話をしているチャン・キム教授に指導を受けられるありがたさを実感しました。




父の日(fete de papa)
15日は日本と同様にフランスも父の日でした。娘は幼稚園でペン立てとペンに手紙を作ってきました。
ペン立て

手紙はフランス語で”お父さんありがとう”のような定番メッセージが書かれている紙を先生にもらいこの縁に娘が絵を描いたものです。

この絵を幼稚園で書いているときに隣の男の子が車の絵を描いているのを見て娘は

”それは自分が好きなものでしょ。お父さんの好きなものを描いてあげなよ”

と言ったそうですがその子は、

”僕はお父さんが何が好きか知らないんだよね”

と言ってそのまま車を描いたそうです。



その時にふと娘は自分のお父さんが何が好きだろうと考えるとなにも思いつかなかったそうです。しばらくして、

”そうだいつもパソコンで何かしているからパソコンにしよう”

と思ったらしいのですが、

”これ以上パソコンが好きになって遊んでくれなくなったら困る”

と思ったので結局のところ娘の好きなお花の絵を描いてくれました。


手紙





アフリカからのメール
CNPMusicの顧客対応について話をしているときにアフリカからきた2通のメールが話題になりました。アフリカは元フランスの植民地だった地域も多く、フランス語も使われているのでフランス語のCNPMusicの本も細々ながら売れています。



1通はカメルーンからで、”私は2人のお客さんに御社の製品を紹介して2冊売れたのでコミッションを払ってください。”と書いてあります。CNPMusicも販売代理店契約の制度はありますが、売った後に契約??、しかもたった2冊??その証拠は??

結局払うのはやめようという話になりましたが、こんな話をダメもとでメールしたきた彼にはグッドチャレンジということで返信をすることに。




もう1通はコートジボワールで、”御社の製品を売りたいからとにかく20冊送ってください。”とあります。先に代金を振り込むようにお願いしたが先方は後払いを主張しているそうです。これが信用できる相手ならいろいろやりようもあるのでしょうが、実はアイボリーコーストの販売代理店で600ユーロ相当の商品紛失・代金未払いがあるそうでアフリカは気をつけるべきということでこの依頼は却下することになりました。



フランスも植民地をたくさん持っていただけあってCNPMusicのような会社でもアフリカ相手にビジネスは行われていますが、いろいろと苦労もあるんだなあと思いました。



CNPMusicの取締役会と株主総会
INSEADのプロジェクトをやらせてもらっているCNPMusicの取締役会と株主総会があるということでパリまで行ってきました。と言っても取締役は僕がいつも話しているEcole de Minesの先生・奥様・姪っ子に、サイトを初期に開発した先生の生徒だったプログラマーとギタリストのEric Boell夫妻です。株主総会になっても持ち分は違いますが顔ぶれは全く同じ人達です。雰囲気は久し振りに友達・家族が集まって楽しく話している食事会です。

12時にパリのレストランに集まってまずは食事です。Eric Boellに会うのもはじめてなのでみなさんに挨拶して、席について食事です。食事の後に取締役会・株主総会が控えているのでグラス1-2杯ほどワインを飲みました。

その後に場所を変えて会議室で取締役会です。といっても昨年度の会計報告を承認したら、僕がやったリサーチの結果をみなさんに報告したのがメインでした。みんなかなり驚いた様子でこれは大変だとなり、今後の会社の方向性について今のままでいいのか方向を変えるべきかについての議論になり取締役会っぽい雰囲気に。結果は新しいところを目指していこうということになり、僕の調査結果&提案が採用されることになり僕もうれしかったです。

http://www.cnpmusic.com/



ブルゴーニュのカシス
日本ではカシスオレンジやカシスソーダなどの形で飲まれることが多いカシスは実はブルゴーニュの名産品です。ブルゴーニュのワイナリーをまわるとワインだけでなくCreme de Cassisというカシスのお酒を作っているところがあります。このCreme de Cassisをオレンジジュースで割るとカシスオレンジになります。日本だとあまり種類はありませんが、ブルゴーニュに行くと作り手ごとに多様なCreme de Cassisがあり甘さや酸味が微妙に変わります。

こちらでのカシスの使い方は白ワインで割ってキールかスパークリングワインで割ってキールロワイヤルが一般的です。これは最もメジャーな食前酒かもしれません。その他だとアイスクリームにかけるなどのデザートにもたまに使われます。オレンジジュースで割っているのはフランスでは見たことがなくて、ためしに生産者に聞いてみるとそれはやったことがないし変だからあまりやりたくないなという雰囲気でした。

カシスオレンジは日本人が発明したのかもしれません。おいしいんだからフランス人も試せばいいのにと思うのですが、なかなかこの点は保守的なようです。



ブルゴーニュ日帰り旅行
INSEADの各ピリオドごとに課題のように行っているブルゴーニュに行ってきました。今回は授業のない平日にウォートンからエクスチェンジ出来ている方と男二人での日帰り旅行です。

朝の8時30頃に家をでてまずはBeauneのMarche Aux Vinsに向かいます。Marche Aux Vinsはネゴシアンと言われる流通業者が経営していて、地下のカーブを回りながらブルゴーニュの各地域のワインを試飲できます。11時過ぎについてブルゴーニュの白と赤を15種類一気に試飲します。その場にいたカナダ人夫妻と案内係の人との話も弾み、奥の部屋に通されて普段は飲めない2種類試飲させてもらいました。

http://www.marcheauxvins.com/

12時頃にでてランチはBeauneの街のビストロに入り、エスカルゴ、ブッフブルギニヨン(ブロゴーニュ風牛肉の煮込み)に赤ワインをグラスで飲んでブルゴーニュらしい食事を堪能します。

さらに張り切ってワイナリー訪問です。まずは大手・定番ということでChateau de Pommardに向かいました。ここはかなりの大手で観光客向けに畑、地下カーブや博物館を見てまわり最後に試飲のツアーがあります。ここでは一本50ユーロ(約8000円)のChateau de Pommardの2003,2004,2005の比べ飲みで、同じ土地・ブドウ・生産者が作っても年によって味が変わるということを学びました。

http://www.chateaudepommard.com/

続いてより小さなワイナリーということでChateau l'ange gardienに向かいます。ここはさっきと違って家族+従業員数名の小さなワイナリーですが、赤・白・スパークリングワインを作っています。また熟成させるタイプのワインばかり作っているということでほとんどが2000年ごろのワインです。値段は高めですが良く熟成されたブルゴーニュワインの風味がよく分ります。またあまり知られていませんがブルゴーニュのスパークリングワインは結構レベルが高く、これもおいしかったです。フレンドリーなオーナーとの話も盛り上がり楽しいワイナリー訪問でした。

http://chateau-langegardien.com/uk/index.php

この時点で4時過ぎですがここから一気に北のシャブリに向かいます。フォンテーヌブローに行くには一応通り道です。まずは定番ということでLa Chablisienneを訪問します。ここはCooperativeという共同体で、周辺のブドウ農家が作ったジュースをここに売って、la chablisienneが醸造と販売をてがけています。地下にある試飲場に行くとここで作っているChablisを試飲させてもらえるので8種類ほど飲みましたが、その時の係りの人のおざなりな対応もあってか味がいちいちな印象になり、何も買わずに帰りました。

http://www.chablisienne.com/

これではシャブリまで来た意味がないということで近くにあるワイナリーをもう一軒訪問します。CAMUという小さな家族経営のワイナリーでしたが日本にも輸出しているそうです。ここはオーナーの奥様が出て来てくれて、ワインに対する思い入れのある対応をしてくれたのでさらにワインの味も引き立ち、これぞシャブリというワインを飲みました。Petits ChablisからGrand Crusまで8種類を試飲して気にいったものを数本買いました。

http://tenant.depart.livedoor.com/t/kawade/item3299470.html

ちょうど7時になりお腹もすいたのでシャブリのビストロで、シャブリを飲みながら食事をしてからフォンテーヌブローに向かい10時ごろに帰ってきました。日帰り旅行でしたがネゴシアン1か所とワイナリー4か所をまわり、40種類以上を試飲してきました。INSEADに来てから5度目のブルゴーニュ訪問でしたがいつも新たな発見があり、行けば行くほどブルゴーニュワインの奥の深さにのめりこんでいっています。



音楽学校の試験
娘の音楽学校で試験がありました。子供たちが順番に演奏するのはいつもの発表会と同じですが、今回は中央に先生が机を並べて採点をしています。

とはいってもフランス人の子供たちは別に気にするようすもなく演奏しています。知っている子と目があったので手を振ると手を振って返してくれます。直後にその子が演奏しましたが普段の練習と変わらず弾いています。緊張感がないのか度胸がすわっているのか分かりませんが拍子抜けするほどいつものように進んでいきます。

今回はなぜか娘は後ろの方の順番で発表までに1時間ほどありました。聞くのが飽きたから早く弾きたいなと言っていると順番になり、これもまた淡々といつものように弾きました。練習ではときどき間違っているところもうまく弾けたので本番のほうが強いのかもしれません。

という感じで子供たちが順番にやって1.5時間ほどで終了です。試験の結果も結果によって何が変わるのかもよく分りませんでしたがとりあえず試験は終わりました。



MBAの略
日本を離れる前に大学時代からお世話になっている英語の先生のところに挨拶に行きました。アポをとったときのメールの最後に”ところでMBAは何の略か知っていますよね?”と書かれています。

当然相手は英語の先生なので深い意味があると思いました。自分がこれから留学しようというのにこれを正しく理解していないようではまずいと思い、Master of Business Administrationのそれぞれの語源やなぜManagementでなくAdministrationなのかを調べておきました。

さて当日を迎えてしばらく和やかに話をしたところで”ところでMBAって何の略?”ときかれます。緊張しながらまじめに答えると、先生は”ふーんそうなんだ、まんざら(M)ばかでも(B)ありません(A)の略じゃないんだね”と親父ギャグで一人で盛り上がっていました。まじめに考えていた自分がばからしくなりました。

もうすぐINSEADも卒業でMBAホルダーになるわけですが、なかなか”MBAの略はまんざらばかでもありません”と言えるような神経は身につきませんでした。




INSEAD World Cup Soccer 2
先制点をあげて盛り上がる日本チームに対して、いつもはもっと冷静なコンサルタントや弁護士だったイタリア人クラスメートの怒りの声がピッチに響き、イタリアチームの目の色が変わります。その後は本気になったイタリアチームの攻撃を浴び、日本チーム自慢の組織力を次々と破られて5点をあげられて1-5の敗戦です。

気を取り直して挑んだアイルランド戦も前半は拮抗した展開で日本チームもチャンスを作るもぎりぎりのところで点が奪えず、逆に自殺点で先制を許します。フレッシュな控え選手を次々と投入して運動量で対抗することを試みますが、アイルランドは女性選手も含めた7人の動きで対抗してきます。特にこの女性選手はサッカー経験者で男子顔負けの技術と運動量でなでしこ不在の重みが日本チームにのしかかります。リスクをとって攻撃をかけてチャンスをつくるも得点に至らず、逆にカウンターで追加点を許して0-3の敗戦でした。

なんとか一勝をとの思いで挑んだ第3戦はレバノン戦です。これまでとは先発も入れ替えてフレッシュな選手中心で挑みますが動きが鈍った前半半ばで先制点を許します。相手も3戦目ということで疲れが見えますが要所ではきちっといいプレーを決めてきます。日本も何とか1点を返しましたが、最後は力尽きて1-4で敗れました。

日本チームのいたグループからは下馬評通りイタリアが1位で勝ち上がり準決勝も勝ちましたが決勝で敗れて2位で、優勝はドイツ!ワールドカップ、ユーロを彷彿とさせる熱い戦いが繰り広げられた1日でした。

残念ながらグループリーグ敗退の日本チームでしたが、控え選手も含めたプレイヤーの数、パートナー・家族の応援では他国に負けない元気さをみせました。体力・技術で負けましたが気力では負けずに戦い抜き、終了後にはビール&シャンパンにバーベキューで健闘をたたえあいました。16カ国のナショナルチームでのワールドカップが実現したINSEADのダイバーシティのすごさを実感するとともに、次回大会に向けては日本チームは男女ともに有力なプレイヤーのリクルーティングが必要です。世界の強豪相手に戦いたい方はぜひINSEADを受験してください!
日本チーム




INSEAD World Cup Soccer
サッカーの日本代表もワールドカップ予選を戦い、ヨーロッパでもユーロが開幕というこの時期に、INSEADでもサッカーのワールドカップが行われました。16カ国のナショナルチームが結成され、イタリア、フランス、ドイツ、ポルトガル、ブラジルなどの強豪国に混じって日本チームも出場しました。

大会が決まってからの日本チームは全体練習を経て強豪ポルトガル代表とのフレンドリーマッチを行いました。ポルトガルチームのC・ロナウドを彷彿とさせる鋭いドリブル突破に苦しめられながらもぎりぎりのところで跳ね返してカウンター攻撃をしかけます。結果は敗れたものの相手チームからは組織力が高い良いチームだっととのコメントももらい、日本らしい全員サッカーは強豪相手にも十分通用するはずと信じ、自分たちの良さを思い切って発揮しようとみなで確認しました。

今大会のルールは各国の学生が国別に7人(うち1名は女性)のチームを作ります。1試合は12分ハーフで、まずは4カ国ずつのグループリーグを戦い、各グループ1位の4カ国が決勝トーナメントに進みます。日本はイタリア、アイルランドとレバノンと同じグループに入りました。グループリーグ初戦はグループ内で最強と予想されているイタリアです。アズーリ(青色)のイタリア代表ユニフォームを着たイタリアチームに負けずに気合十分にピッチに散らばりキックオフを迎えます。しかし日本チームは女性プレイヤーの都合がつかず、イタリアチームよりも一人少ない6人の男のみで戦うことになりました。

苦戦が予想されましたが前半の5分過ぎに見事に先制点を日本が取ります!イタリアチームに押される展開の中でカウンターからキーパーとの1対1をものにして、イタリア伝統のカテナチオを日本チームがこじ開けました!

(つづく)



まじめで正直でよいが見ためが魅力的でない会社
先日も書いたCNP Musicのプロジェクトの続きです。

http://mademoisellemozart.blog110.fc2.com/blog-entry-299.html

カスタマーサティスファクションサーベイには約2,000人にメールを送ったところ200件以上の回答がありました。またIDMusicという音楽教育書籍の流通専門業者にもインタビューしてショップオーナーや顧客の反応を聞くこともできました。

そこで分かったのがこの会社がとてもニッチなマーケットにいることでした。顧客の半数以上が40代で音楽経験が3年以上の人たちなのです。フランスでも日本でもバンドなどをやるのは15-25歳で音楽経験も浅い人が人数が圧倒的に多い中でかなり特殊なポジションを持っていました。

理由としてはEric Boellというギタリストは40前後の世代で知名度が高いことと、もともと初心者ではなく中級から上級者を対象にした教材を作っていたことがあるようです。また教材も白黒で細かい字でたくさん書いてあり若者受けする内容ではないこともあります。最も人気のある他社のギター教則本はフルカラーで写真がたくさんあって見やすいことが受けており、2番人気の教則本はビートルズなどの曲の楽譜も載っていてそれらの曲を弾くためのテクニックを説明しています。CNP Musicは流通業者からは”まじめで正直な良い本だけど見ためが魅力的でない”と言われてしまいました。

インターネットでも販売をしているのでホームページにどういう人が来ているのかを調べてみると固定客がほとんどです。初心者と思われる人もたまに来ているのですがあっという間にサイトから離れています。恐らくギターの教則本を探していろいろなサイトを調べる時に見つけたがこれは違うと思ってあっという間に別のサイトを探しに行ったのだと思います。このホームページも見た目が魅力的でないと評価されているようです。

良く考えてみるとこの会社の運営者は40代のギタリストとコンピューターサイエンスのリサーチャーです。このリサーチャーの方はアカデミックなバックグラウンドなので白黒の紙に字をいっぱい使って中身をきっちり説明してくれる本がそもそも好きなのです。二人とも優秀でいい人ですがちょっと浮世離れしたところもあって顧客の声を聞こうとしたこともなかったようで、今回僕が調べてまわった結果はすべて新鮮だったようです。

この会社の現状はニッチなセグメントにはとても好まれているが最も数の多いセグメントからは評価されていないことが分かりました。評価の高い40代の人たちの中でも取りこぼしがあるのでそこを拾いに行きながらも、若者にも受け入れてもらえる商品開発・マーケティングを進めていかないとさらなる成長は難しそうです。

http://www.cnpmusic.com/



幼稚園のお楽しみ会
土曜日に娘の通っている幼稚園でお楽しみ会のようなイベントがありました。日本の幼稚園では入園式、卒園式、運動会など父兄参加で母親が大活躍のイベントがたくさんありましたが、フランスでは1年間通って最初で最後のイベントです。

3時集合なので行ってみると親子がたくさん集まっています。まずは子供達は全員で10曲ほど歌を披露しました。娘によるとほぼ毎日練習していたそうです。フランス語、英語、そして日本語の童謡も2曲含まれています。実は4月頃に幼稚園の先生から簡単な日本の童謡を紹介して欲しいと言われ、娘が英語の授業で習った「幸せなら手をたたこう」や「10人のインディアン」を英語で歌っていたので、その歌なら日本語にも訳されているといって紹介したところこの2曲が選ばれました。日本語の発音もバッチリで元気よく歌ってくれました。子供の様子をみんな必死になって親がビデオで撮影するのは日本もフランスも変わりません。
歌う前の子供達

そのあとは幼稚園の庭や部屋に作られたブースで皆遊ぶことになりました。こちらのお祭りなどで良く見る釣りのゲームをしておもちゃをもらったり、お母さんたちが作ってくれた手作りケーキを食べました。
釣りゲーム

手作りケーキ

今回は日本人家族での出し物ということで折り紙教室もやりましたが、これが大好評で。子供たちが次々に集まってきて、飛行機や箱やピアノを作って行きました。娘も先生役で大活躍です。フランスでも”オリガミ”は知られているようですが、実際にやってみるのは親子ともにはじめてという人も多く喜んでくれました。さらにプラスチックの安いカップに日本語で名前を書いてあげるのも大好評でした。日本の文化をアピールするよい機会にもなりました。
折り紙教室

幼稚園では初の親子参加型イベントは親子ともに楽しんで6時頃に幼稚園をあとにしました。



ロンドンとパリを比べてみて
ロンドンに4日間いましたが特に違和感なく落ち着いて過ごせました。理由を考えると東京にいたときのようだったからかと思いました。大都市でコンビニ様なお店が街中にあるし、地下鉄はあちこちに通っているし、街が効率よく動いていて人々がスピード感を持ってビジネスをやっている感じがします。あとは英語なのであまりコミュニケーションに不自由がなかったのもあります。

それでふとパリに帰ってくるとちょっと田舎に来た感じがします。以前名古屋に住んでいた時に、東京に出かけて行って名古屋に戻ってきたときに感じた感覚と似ています。住んでいるところに戻ってくるとほっとする一方で、街が小さくてダイナミックな感じがなくてちょっとさみしさも覚えました。

パリ・フランスは歴史も文化もあり住んでいると楽しいことがたくさんあるのですがビジネスの街ではないと感じました。ヨーロッパでビジネスをやるならロンドンなのかもしれません。



Londonの為替レート
フランスにいて大陸側のいろいろな国を旅行していても通貨がユーロなので為替レートのことを気にしないで済みます。フランスで使っているクレジットカードを渡すと普通に使えて数日後にその通りの金額がユーロで引き落とされます。

ところがロンドン・イギリスはポンドなので為替レートのことを気にする必要があります。でもよくわらかなかったのとついいつもの癖でカードで支払っていて、ふと今為替レートをチェックして驚きました。

新聞などで見ると今のところ1ポンドあたりだいたい1.25ユーロのようです。ところがものによっては1ポンドあたり1.75ユーロで換算して引き落とされているものがあります。これは日本円にして300円位の買い物をコンビニでしたときにポンドがなくてカードで払ったものでした。それ以外もだいたい1ポンド当たり1.4-1.5が多かったです。両替所で現金を換えた時には1ポンド当たり1.38ユーロでした。

そんな中で一番レートが良かったのが銀行のATMでした。1ポンドあたりだいたい1.27ユーロでした。これだったらかなり納得感があります。今度行く時にはまずはATMを探すことにします。






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