フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


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London旅行
今週末に行われるLondon Career Forumに参加するためにロンドンに来ています。London Career Forumは日英バイリンガルの学生を採用したい企業と、ヨーロッパで学んでいる日英バイリンガルの学生が集まるイベントです。ボストンキャリアフォーラムが有名ですが、これのヨーロッパ版のようです。

僕もまだ就職活動中なことと交通費の支援もあるので張り切って行くことにしました。またせっかくロンドンに行けるということで家族四人で金曜日から月曜日まで4日間の旅行にしました。僕は就職系のイベントをまわりながら、空いた時間で家族とロンドン観光もする予定です。そこで金曜日の朝早いユーロスターでロンドンに向かいました。

金曜日のお昼はある企業の方に呼ばれていたランチがありました。ロンドンにあるおしゃれなインド料理でこれがおいしかったです。フランス人が辛いものが苦手なのでフランスのインド料理は全然辛さが足りなくていつもインド料理を食べた気がしないのですが今回はばっちりでした。イギリスは食事がいまいちなイメージがありましたが、ロンドンのインド料理はフランスよりも断然上です。

その後に家族と合流してバッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院、ビッグベンなどを見て回り夕方になると親子ともに疲れが出てきたのでホテルに帰ってきました。


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INSEADの授業-Global Strategy & Management
Global Strategy & ManagementはP5にあったエレクティブのコースです。単位がこれ以上不要なので選択はしていないのですが内容が面白いのでずっと授業に出ていました。

グローバルな組織のストラテジーにフォーカスをあてています。いつ、どの国にどのように進出・展開すべきかといった5W1Hを考えたり、グローバルな組織とローカルな組織をどうマネージするかを考えます。

グローバルに展開は昔は顧客増による売上増を目指すパターンが多かったのですが、最近はシリコンバレーに進出して最先端の技術についていってよりベネフィットの大きい製品・サービスの開発を目指すIT企業や、コスト削減のためにインドや中国に進出する企業など様々なパターンがあります。グローバル企業はこれらのパターンを組み合わせながら世界中に展開し、複雑な組織をマネージしています。

また国同士の関係でも北アフリカはフランス企業が強かったり、ラテンアメリカはスペイン・ポルトガル企業が強い背景には旧植民地のつながりがあります。日本ではアメリカ系の企業が一番多く活動していますが、これはアメリカが軍事・政治の面で日本に大きく影響を与えており、アメリカの企業がビジネスをしやすい環境が出来ていることがあります。

グローバルなビジネスにはとても興味があるので、単位をもらえないのに毎回まじめに予習して授業に出ていました。INSEADに来て世界中の国の事情を知るとともにこの授業で習ったようにそれぞれの地域の特徴や関係をうまく活用してグローバル組織を動かしていけるようになりたいなと思いました。



アウシュビッツに行くかについて
アムステルダムへの旅行でアンネ・フランクの隠れ家に行ってから娘がアンネ・フランクの話にのめりこんでいます。どうやら歴史上の人物で自分よりちょっとお姉さんの話が好きなようで少し前にはジャンヌ・ダルクだったのが、今はアンネ・フランクです。

寝る前に歴史話として僕が歴史上の人物・出来事を話していたのですが、最近はアンネ・フランク中心です。インターネットで検索してアンネフランクの話を見つかる限りしていたと思ったら、祖母にお願いして日本語のアンネ・フランクの本をフランスまで送ってもらって3日ほどで読破していました。

もう大人でもほとんどの人が知らないエピソードまで知っています。そこでついにアウシュビッツに行きたいといいはじめました。しかしこれはきつい。アウシュビッツのあるポーランドはフランスからだと直行便もあまりなくて不便ということもありますが、そもそも真正面から見るのは大人でもかなりの精神力が必要です。僕はガイドブックで調べただけですごすぎて腰が抜ける感じでした。

試しにユダヤ人の友達にも聞いてみましたが子供が行くところではないので絶対にやめろと言われました。彼らも行ったことはないもののあそこから帰ってきた人を知っているそうです。歴史を知ること、真実を知ることは大事ですがアウシュビッツはきついです。恐らく娘も本当のところは理解できていないと思うのですが、これを理解するのはもっと大きくなってからでいいと思うのです。

娘は行きたくて仕方ないのですがやっぱり無理かもしれません。悩みながら娘の説得を試みる日々です。



最後のグループワーク
P5も中盤に差し掛かり、Year Bookという卒業アルバムのようなものを作っています。みんなでクラスメートの紹介文を書いたり、いろいろなイベントの写真を集めて作ります。その紹介文をP1,2のグループでお互いに書くことになりました。P3,4のときはフォンテーヌブロー・シンガポール・ウォートンに散らばっていたグループメンバーもP5になって全員フォンテーヌブローに揃いました。このメンバーでやる最後のグループワークです。

久し振りにやってみるとやっぱりいいグループでした。グループであったいろいろなことを思い出しながらそれぞれのエピソードを盛り込んで紹介文を作りました。あんなこともあったしこんなこともあったといろいろ盛り込みたいことがたくさんありすぎて大変でしたが字数制限に収まるように最後はなんとかまとめて終了です。

その数日後にはグループメンバーのイスラエル人のうちでディナーをやりました。僕も今回は家族連れで参加しました。子供達も昼寝をさせて10時前に早退して帰ってきましたが楽しい夜でした。



イスラエル人のお友達
娘が幼稚園で最近一番仲が良いのがイスラエル人の女の子です。最近になってこの子のお父さんが僕のクラスメートだと分かりました。父親同士に加えて娘同士もクラスメートということで一度ランチをしようということで招待されて行ってきました。
子供達

うちは日本食を持って行き、向こうがイスラエル料理を作ってくれたのでお互いに交換しながら食べました。
イスラエル料理1

イスラエル料理2

途中には近くの森を散歩して馬に餌をあげたりもしました。天気もよくて本当に気持ちのいい日曜日でした。
白馬と子供達

11時過ぎについて夕方5時まで遊んだのでそろそろ帰ろうと言うと、娘は”まだ5時になってないから遊んでもいいだよ”と不思議な理由でもっと遊ぶと主張しましたが、また今度遊ぼうねと言いきかせて帰ってきました。



日本のラーメン
先日、日本からフォンテーヌブローに来られていたJuly2009(僕の次の年になります)の方に生めんタイプのラーメンをお土産でいただいていました。これを最近になって食べたのですがものすごいおいしいのです。熊本の黒亭というお店のラーメンで、家族四人で奪い合って食べました。もっと欲しいという娘に、”これ以上は渡せない”と僕は残りを一気に食べきるという大人げない行動ですがそれほどおいしかったのです。調べてみると思ったより高くてこんな良いお土産をもらってしまって恐縮でした。

http://kokutei.com/

食後に思ったのが実は日本食でラーメンはすごい可能性があるのではということです。日本ではテレビや雑誌で常にラーメンの特集があり、数時間も行列のできるラーメン屋があります。僕も東京では並んで有名なラーメンを食べました。日本食というと海外では寿司が一番有名ですが、現代の日本人が最も情熱を傾けている食べ物はラーメンかもしれません。そこで切磋琢磨し、高い評価を得ているラーメンは感動的なレベルまで来ていると思います。フランスでは昔ながらのインスタントラーメンはスーパーでも普通に売っていますが、まだ生めんやみそ・とんこつなどのスープもありません。まだ日本のラーメンをちゃんと紹介できていないのです。

それで思ったのがこのラーメンを使ったラーメン屋です。お客さんはお店に入るとラーメンとトッピングを選び、お店はそれにあわせてインスタントラーメンを調理をして出すのです。このビジネスモデルのよいところはまずは調理に特別なスキルがいらないことです。僕が家でもおいしく作れるぐらいなので特別な修業をしなくてもおいしいラーメンが作れます。黒亭だけでなく今の日本では有名なラーメン屋の出している持ち帰り用のラーメンがたくさんあるのでこれを各種取り揃えることでメニューのバリエーションを増やせます。さらに仕込みや在庫の管理も容易になります。おいしいラーメン屋では数日かけてスープを作ったりもしていますがその手間が不要です。また賞味期限が数週間はあるので、日々の売上を予測しながらスープや麺を準備する必要がないので在庫管理が容易になります。日本ではあまりないかもしれませんが韓国や香港などではインスタントラーメンを調理して出しているお店がたくさんあります。

これをフランスでやれば受けると思います。味はおいしい、バリエーションは豊富、調理コストが低く、在庫リスクも低いよいビジネスモデルだと思います。日本からの商品の仕入れやプロモーション、他社にイミテートされた時の対策などまだ考えないといけないことはありますがポテンシャルは十分にあると思うのですがどうでしょうか?



INSEADの授業-B to B Marketing
B to B MarketingはP5で取っているエレクティブの授業です。マーケティングのコースでB2Bにフォーカスをあてています。

B2Bにマーケティングがあるのかという人もいますが、逆に言うとマーケティング機能のないB2Bの企業はほとんどありません。有名なところだとIntelはB2Bですがマーケティングに力を入れていますし、部品のメーカーでも業界内での展示会への出展や雑誌・新聞などのメディアを通じて認知度を高めたり、代理店などの販売チャネル構築はどの企業も悩みながらやっています。またB2Bのマーケティングの難しさとして複数ステークホルダーとの関係があります。クライアントの企業の中に購買部門と製品を使う部門が別であったり経営陣にも判断をあおぐ場面が出てきます。購買のプロセスも長くなり、異なる責任を持ち購買に対して重要視する内容を異なる人を満足させていかないと売上につなげることはできません。コンサルティングサービスのセールスもB2Bのマーケティングの一部であり、これもとても難しい課題です。

授業ではケースを使いながらB2Bマーケティングの様々なテーマを扱っていきます。比較的長期間の複雑なプロセスをどう管理していくかや、競合他社との競争の仕方も重要になります。一般的な知名度、マーケティングの資金力や製品の良し悪しなどだけでなく、顧客の中の特定の役割を担っている人をおさえれば勝てるなど様々な勝ちパターンがありました。複雑な流れの中で抑えるべきポイントを見つけることの難しさと、ここをおさえれば小さなプレイヤーでも勝てるのは面白かったです。

もう一つはIndustratという経営シミュレーションをしました。これは4人のグループで一つのB2Bの会社を経営し、他のクラスメートが経営している会社とマーケティングの競争をします。ターゲットにする顧客を定めてR&D、広告、プロモーション、セールスフォース、技術サポートなどに予算を振り分けて売上を獲得するだけでなく、競合他社とのアライアンスなどもできるのでかなり複雑なシミュレーションができます。僕の会社は思い切ってリスクをとって新技術開発に挑戦しましたが資金不足になり、セールスの努力が不足してしまい苦戦しました。最終的に顧客志向でなく技術に偏った会社になり業績もいまいちでした。

B2Bの世界での経営・マーケティングの複雑さが分かりました。あまりにも複雑なので答えを見つけるには至りませんでしたが、複雑だということが良く分かったのとそのアプローチの仕方も少しは分かったので、卒業後にB2Bの仕事についた時には全く違うアプローチが取れるようになった気がします。



傾いたドアの修理代
今朝になって突然玄関のドアの鍵がかからなくなりました。出かけようと思って外から鍵をかけようとすると鍵がかかりません。試しに中からやってみてもだめです。買物に行こうかと思っていたのですが鍵を開けたまま出かけるのは物騒な気がするので中止です。

まずは不動産屋に電話すると油をさしてみろというのでやってみましたがまだダメです。そこで再度電話して修理屋に来てもらうようにお願いして、結局来てくれたのは5時間後でした。

修理屋さんが来て豪快な音を立てながらいろいろやっていると10分ほどで治りました。どうやら玄関のドアが微妙に傾いて来ていたことが原因だったそうです。確かにドアの右端のほうの隙間と左端の隙間では間隔が違います。

この修理代は保険でカバーされるとのことでしたが、今日のところはうちが立て替えておいて不動産屋に持って行くとのことだったので払ったのですがなんと145ユーロです。たった10分で治るし部品交換もなかったのにこの値段かとビビりました。2ヶ月に1回はこの手のトラブルで修理屋に来てもらっているので自腹だとこれまでも相当な額になっていたでしょう。ちょこちょことした故障がすぐに発生するフランスではちゃんと保険に入っておかないとダメだなと思いました。



音楽教育事情
先日も書いたCNP Musicのプロジェクトの続きです。

http://mademoisellemozart.blog110.fc2.com/blog-entry-286.html

まずはこれまでに製品を買ってくれた顧客へのカスタマーサーベイと音楽の先生や生徒へのインタビューを通じて音楽教育事情を調べています。そこで分かったのはクラシックとジャズ・ロック・ポップスなどのコンテンポラリー系では音楽教育のアプローチが違います。


クラシックの音楽教育は学校・先生が重要な役割を担っています。定番の教材があり、ほとんどの生徒が学校に行くなどして先生に教わっています。バイオリンを例にとるとスズキメソッドの教材は日本だけでなくフランスやアメリカでも使われていて、先生もバイオリンを習い始めたころにはスズキの教材を使っていて教える立場になった時にはスズキの教材を使っています。

ビジネススクール的にいうとクラシック音楽教材のマーケットにはかなり強いドミナントなプレイヤーが学校・先生という教材選定のデシジョンメーカーを抑えているのでその他のプレイヤーによる新規参入の障壁はかなり高くなっています。このような状況なのでこのドミナントな教材をサポートするようなオンライン教材を作ってはどうかと考えています。重要なビジネスパートナーが学校・先生になります。ただクラシックの先生はコンピューターを使っての音楽学習をやったことがないこともあってその効果に懐疑的です。この点をどうやって変えていくかも大きなチャレンジです。


これに対してコンテンポラリー系の音楽では学校・先生がほとんど介在していません。高校や大学でバンドなどをやっていた人達に聞いても学校・先生に教わったわけではなく、ギターと教材を買ってまずはコードを覚えてから友人と技を競い合ったり有名なギタリストの真似をしながら腕をあげて行きます。教材にも有名なものはありますが、多種多様なものが使われています。

ビジネススクール的にいうとコンテンポラリー系音楽教材のマーケットはフラグメントな状態であり、新規参入のプレイヤーもある程度のシェアを取れるチャンスは十分にあります。CNP MusicもEric Boelというフランス人の有名なギタリストの名前と教材のクオリティでこれまではシェアを取ってきました。ただまだまだ有名とは言い難い存在であり、今後売り上げを増やすには地道にマーケティングの努力を進めていくことが重要だと思います。重要なビジネスパートナーは販売チャネルになります。。教材を買いに楽器屋や本屋に行く人の購買パターンを考えると、事前に何を買うかを決めているのではなく行ってからそこに教材を見てから選んでいるパターンが多いので出来るだけ多くの楽器屋や本屋で選びやすい位置に置いて積極的に販売してもらうといったことが大事です。またオンラインでの販売も多いのでインターネット上で目立つことも重要です。


僕は娘のバイオリンの学習の経験を前提に話をしていて、先方はコンテンポラリー系の学習スタイルを前提に話をしていたのでいまいち話がかみ合わないことがあったのですが、これでその理由がよく分りました。もうちょっと詳細なデータもとれているので分析はさらに継続中ですが、マーケットリサーチで自分の気付かなかったパターンを見つけることもできました。マーケットリサーチから次の展開へとつなげることの難しさやその効果を実感できる良い経験になってきました。



キムチチゲ
韓国人にキムチをもらいました。フランスにも白菜がありこれを使って作った自家製キムチです。半分はキムチとご飯で食べて、残りの半分でキムチチゲを作りました。

残りの白菜キムチに豚肉とシーチキンを鍋に入れて水を足して約1時間煮込むと出来上がりです。キムチチゲは野菜がたくさん入っていると思っていましたがそのほとんどがキムチだそうです。また韓国のダシやコチジャンなどを入れてもいいそうですが、入れなくてもいいそうです。

結構簡単ですが出来上がりはとても美味しくて大満足です。おいしいキムチチゲにはおいしいキムチを手に入れることが重要だということが分かりました。(味はよかったのですが見た目があまりおいしそうでなかったので写真は載せずにおきます)



セカンドライフとINSEAD
少し前にはかなり話題になったセカンドライフですが、INSEADはセカンドライフにバーチャルキャンパスを持っています。(セカンドライフをやっている方はPlaceでINSEADを検索してTeleportしていただけば行けます。INSEADのTシャツはただで買うことができます。)

http://jp.secondlife.com/

今日はこのINSEADのバーチャルキャンパスで授業を受けました。恥ずかしながらこれまでセカンドライフを使ったことがなかったので、まずはアバターを作りINSEADのキャンパスに行って教室に座りました。しばらくすると先生や同級生がやってきてプレゼンテーションがはじまりました。プレゼンテーションを聞きながら質問もできます。セカンドライフの中の教室を見渡すと同級生が椅子に座っています。普段の教室のようでもあり、不思議なバーチャルの世界でした。

この授業ではセカンドライフのようなバーチャルな世界の可能性を考えることがテーマでした。セカンドライフを飛び回っていると様々な企業があります。ただほとんどの企業ではセカンドライフで紹介している内容はウェブサイトに出ていることと変わらないものが多いです。企業の活用事例を見ていると社内外のトレーニングや会議に使っていたり、マーケティングリサーチにも使われています。

セカンドライフは下火になっているようですしまだまだ一般的に使われている状況ではありませんが、バーチャルワールドは将来的に重要なテクノロジーになる可能性があるのでおさえておくことは重要だと思います。INSEADにはセカンドライフの活用の可能性はかなり真剣に検討しているグループがあります。教育においてはテレビ・ビデオ会議よりはセカンドライフのほうがすぐれている点も多くあり、これからはINSEADでもアプリカント向けのイベントをセカンドライフでやろうかという話も出ているようです。

Ecole des Mines
Ecole des Mines(パリ国立高等鉱業学校)はフォンテーヌブローにあるフランスの大学です。グランゼコールというトップクラスの学校で、工学系ではトップ3に入るようです。18世紀に設立されたころは鉱業がメインだったようですが、今は工学全体で強くなっています。
Ecole de Mines

以前も書いたプロジェクトをこの学校のコンピューターサイエンスのリサーチャーとやっているので、時々打ち合わせで行っています。こちらはフランスの伝統的な学校で、優秀なフランス人が集まっています。コンピューターサイエンスの天才と話していると頭の良さに感心させられるのは世界共通だと思います。

この学校はINSEADよりも大学っぽい雰囲気があってこれはこれで結構好きです。大きなキャンパスがパリにあり、フォンテーヌブローにはPhDとリサーチャーの一部が来ているそうですが、学生はやはりパリのほうがいいようでなかなかこちらのキャンパスには来てくれないと嘆いてもいました。ちなみにEcole de Gendarmerieという軍事系の学校もフォンテーヌブローにあります。フォンテーヌブローは大学の街でもあるのです。



音楽学校の先生のコンサート
昨夜は娘の通っているフォンテーヌブローの音楽学校の先生方によるコンサートに行ってきました。普段は子供たちに優しく・厳しく教えてくれる先生が、コンサートでは音楽家として演奏してくれます。普段学校で会う生徒もたくさん来ていて、先生としても下手な演奏はできないのでプレッシャーがかかるだろうなと思うのですが、そんな心配ご無用のハイレベルな演奏でした。

校長先生のピアノによるジャズからはじまり、バイオリン・チェロ・コントラバス・ギター・フルート・トロンボーン・オーボエなどがクラシックやジャズを次々と演奏してくれます。教えている姿しか見たことがなかった先生の真剣な演奏を聞くと、教えるのが上手なだけでなく音楽家としてもすごい演奏が出来る先生に教われるフォンテーヌブローの子供たちは幸せだなと思います。
音楽学校の先生のコンサート

そんな中でも娘のバイオリンのミルヒー先生は別格でした。今回はベートーベンの春でしたが、迫力と気合が違っていて弓がむちのようにしなりバイオリンから優しい音と力強い音が同時に出てきて、バイオリンが魔法の楽器に見えてきます。これまでに春も含めてバイオリンのソリストの演奏は何度も見てきましたが、この先生が一番すごいです。やはりフランスのトップレベルのバイオリニストはすごい。

ちなみにピアノはフォンテーヌブローの音楽学校唯一の日本人の先生で、あのバイオリンに負けないピアノを日本人の先生が弾けるのは同じ日本人としてもうれしかったです。



Bateau Mouches(パリ・セーヌ川の遊覧船)
親戚がパリまで遊びに来てくれたので一緒にパリ観光をしてきました。手っとり早くパリの名所を一通り見れるということでBateau Moucheに乗ってきました。

セーヌ川のクルーズで川からノートルダム寺院、コンコルド広場、ルーブル美術館、エッフェル塔や自由の女神像を見ることができます。パリの観光名所のほとんどがセーヌ川沿いにあるので外側からだけですがこれでほぼ一通り見れました。天気もよくて暖かくて風も気持ち良くていい気分でした。
セーヌ川から見たノートルダム寺院

エッフェル塔と自由の女神像と娘


船を降りてからシャンゼリゼまで歩いて凱旋門を見てパリの超有名観光地は制覇できました。あとは美術館や教会の中をみていけば数日しかパリに滞在出来ない観光客にとってはちょうど良い感じです。こういう船は観光には便利ですね。



パリでの発表会
週末に娘の日本人のバイオリンの先生のクラスの発表会がありました。パリにいる他の日本人のピアノの先生のクラスと合同で約40人の生徒で100人以上の関係者が集まる大規模な発表会でした。場所はパリのアメリカンチャーチのホールで、なぜか最も有名(?)な在パリ日本人の中村江里子も通りがかりました。

今回は娘はアーモールを落ち着いて弾いていました。ピアノ伴奏は成嶋志保さんがやってくださってビックリです。彼女は在パリで娘の先生と大学が一緒でピアノも教えている縁でやってくださいました。
ピアノ伴奏の先生と娘


成嶋志保さんの経歴

フランスの発表会で驚くのは年齢やレベルの幅がすごく大きいことで、まだはじめて1年未満の子供から音大進学目前のような人や、髪の毛も少なくなったおじさんが音楽をやりたくて最近始めた練習の成果を発表していました。それでもみんな堂々と発表してくれるので見ていて気持ちがいいです。最後に先生によるバイオリンとピアノの演奏で終了です。
発表者が集合

娘にとってもちょっと年上のお兄さん・お姉さんがたくさん出てくるので約3時間も続いた発表を最前列で最後まで飽きずにみていました。パリでの発表会ということで良い思い出になりました。




INSEADがWhartonとの提携を更新
WhartonとINSEADのアライアンスが次の4年間も継続されるように更新されました。僕はこのアライアンスはINSEADのポジションにとって重要なことだと思っているのでこの更新は良いニュースでした。現時点ではまだまだ問題もありこのアライアンスの価値をさらに高めるための努力は継続的に必要なことも確かですが、それでも前向きに続けていく必要があると思います。これからINSEADにアプライされる方にとってもウォートンとのエクスチェンジの機会が継続されることは良いニュースだと思います。

http://www.insead.edu/discover_insead/Newsroom/2008_alliance_renew.cfm

INSEADのテーマであるGlobalを考えた時にアメリカは重要な位置を占めており、学生にとってはINSEADのキャンパスがあるフランスとシンガポールに加えてアメリカでも学ぶ機会があるというのはINSEADの大きなメリットです。また教授陣を中心にリサーチの分野でも交流があり、ビジネス教育の分野では多くの先端事例が見られるアメリカのトップスクールと連携することは価値があると思います。

ちなみにINSEADはアブダヴィとイスラエルにリサーチセンターを持っており、アメリカでもニューヨークにオフィスを去年オープンしました。数年後には南米にキャンパスを作るのではという噂も聞いたことがあります。INSEADでは"The business school for the World"に向けて様々な努力がなされており数年後にはまた別の姿が見られるのではと思っています。



INSEADのポジショニング
INSEADはビジネススクールとして他のビジネススクールと競争しており、この中で5フォースなどを使って競争環境の分析をしたり、ブルーオーシャンはないかを考えたりしながらビジネススクールとしての戦略を作っています。

その中でキーワードとして上がっているのは”グローバル”のようです。INSEADが出来た1960年頃はヨーロッパのリーダーを育てるヨーロッパのビジネススクールだったようですが、今はグローバルなリーダーを育てることを目指しています。例えば今はBRICsと呼ばれる地域がマネージャーが一番不足しているという意見があり、ここで活躍するリーダーを育てるのがINSEADの役割だという意見もあるようです。

これはアメリカのトップスクールではとれないポジションのようです。アメリカのトップスクールではインターナショナルの学生を増やそうという意見もある一方で、アメリカのリーダーを育てるための学校でありアメリカの学生をもっと増やすべきと言う意見も根強くあるようです。INSEADが取ろうとしているポジションを競合他校がとれない障害があるわけでINSEADにとってはこれはチャンスでもあります。

これは学生のダイバーシティやヨーロッパとアジアにキャンパスを持っていることなどのINSEADのユニークな特徴につながっています。ビジネススクールにも戦略があり、それが実際の教育環境にも反映されているのは当たり前のことなのですが改めて面白いなと思いました。



フランスに観光旅行できたら、、、
季節もよくなってきたこともあり、親戚や友人などが日本からフランスに観光旅行で来てくれるようになってきました。みんなパリを拠点にして周辺を観光する1週間のツアーで、その間に何度か僕も会って案内したりというパターンです。

そこでフランスにはじめてくる人たちから1週間でどこを見てまわるとよいかのアドバイスを求められます。これは結構難しい質問です。フランスにはいろいろな見どころがあり僕も10か月住んでいますがまだまだ行ってみたいところがあるぐらいです。人によって好みも異なり、INSEADに留学している日本人の間でもどこが良かったか・好きかは意見が割れることもあります。でもそうも言っていられないので思い切って僕がよいと思う、見てほしいと思うフランスの見どころを紹介しました。このブログでも紹介しようと思います。

1.ヴェルサイユ宮殿かフォンテーヌブロー城
フランスの歴史を振り返ると18世前後のルイ14世からナポレオン1世のころが一番国力があったように思います。当時はフランスが世界でもっとも美しい国と言われていたりもして、その時の文化がフランスの華麗で優雅なイメージにつながっていると思います。この時代の雰囲気が一番残っているのがヴェルサイユ宮殿かフォンテーヌブロー城だと思います。ヴェルサイユ宮殿はマリー・アントワネットのようなお姫様が舞踏会をやっていた雰囲気が感じられます。フォンテーヌブロー城は王様やナポレオンが狩りをしたり軍隊を謁見していた場所でもあり、当時の男の趣味を見れる場所だと思います。どちらもパリからは電車で30分ほどであり、どちらかは見てもらいたいです。
ベルサイユ宮殿の鏡の間

フォンテーヌブローのシャトーのイメージ

2.ルーブル美術館とオルセー美実管
フランスは芸術の都でもありました。ヴェルサイユとフォンテーヌブローの時代もそうですし、そのあとの19世紀もヨーロッパ中の画家がパリに来て芸術を学んでいます。そのころの芸術が見られるのはルーブル美術館とオルセー美術館です。ルーブルのほうが時代が古く18世紀ぐらいまでで、オルセーはその次の時代で印象派の絵画などが中心です。どちらもフランス


これらはフランスが世界に誇る文化的な資産でありやっぱりすごいです。ガイドブックでも写真付きで大きく紹介されていますが、やはりそれだけの価値はあると思います。


3.ブルゴーニュ
もう一つはフランスの田舎も見てもらいたいと思います。パリのような大都市には東京などの世界の他の都市と同じようなものを目にするようになっています。マクドナルドで食事をしてハリウッドの映画も見れますし、日本のビジネスホテルをちょっと古くしたようなホテルに泊まるとフランスにいてもフランスにいるのか分らない生活ができます。ところが田舎は全く違います。大都市である東京とパリに共通点は多くても、日本の田舎とフランスの田舎は全然違います。だからこそ一泊二日でいいので地方も見てもらいたいと思います。

その中ではやはりブルゴーニュがいいと思います。フランスは食文化も魅力的で、ブルゴーニュはワインだけでなく食事も特徴的です。日本でフランスワインというと小難しい話になって行きますが、ブルゴーニュに行ってぶどう畑を見て製造工程を見て生産者に会うと、素朴ないい人達がまじめに情熱を持って農業に励んでいることが分かります。日本でもうちの親戚の農家が作っているお米や野菜はおいしいので大好きでしたが、それと同じようにフランスでもまじめなワイン農家の作るワインはおいしいのです。日本でも関サバのような地域名のついた特産品や生産者の名前をつけて有機野菜が売られていますが、フランスのワインはずっと前から地域の名前や生産者の名前をつけて売っているだけのことです。ブルゴーニュはパリからも電車で2-3時間で行けますし、ツアーなども用意されているので参加すれば手軽にワイナリーを回ることもできます。
ぶどう畑


その他にはモンサンミッシェルが話題になります。日本人には大人気で、僕が行った時には観光客の半分以上が日本人ツアー客でした。ここも確かにすごいのですが、ストイックな宗教の修業の場であまりフランスっぽくない気がしています。それとパリからだと片道4-5時間かかるので日帰りツアーが合計で約15時間かかります。これだけの時間をかけるのであれば他のところを見たほうがいいのではと思います。


今回紹介したのは僕がフランスでしか見られないすごいところだと思っているものです。フランスに来られる方々にはそれぞれの好みもありそれぞれの楽しみ方があるのでどんな旅行にするかは人それぞれですし、僕がいろいろお薦めした人も結局違うところを選んでいました。みなさんもフランスに来られることがあればぜひいろいろなものを見つけて思い出深い旅行にしてください。



誕生日?
朝起きるとINSEADのクラスメートからHappy Birthdayのメールを何人かからもらっていました。学生のコミュニティサイトに登録してある誕生日を見てメールをくれたのですが、実は僕の誕生日は11月5日であり、5月11日ではありません。

誕生日などは日本だとほぼ例外なく年月日の順番で書きますが、INSEADに来てからは日月年の順番だったり月日年のの順番で書くことがありました。ややこしくて混乱しそうだなとは思っていましたがやっぱり間違いがありました。でも間違っていてもお祝いしてもらえるのはうれしかったです。



INSEADの授業-Blue Ocean Strategy Study Groupとモボルニュ教授
Blue Ocean Strategy Study GroupはP5で取っているエレクティブのコースです。ブルーオーシャンストラテジーはINSEAD発の最も有名な戦略に関するアイディアです。このブルーオーシャンを提唱者のチャン・キム教授やレネ・モボルニュ教授に直接指導を受けながら実際の事例を研究するというコースです。ウェイトリストにたくさんの学生が並んでいる人気の授業ですが何とか取ることができました。ちなみにチャン・キム教授とレネ・モボルニュ教授はThe world's most important and influential business thinkersのランキングで6位になっています。その前後にそうそうたる名前が並んでおり、こんなすごい人と直接議論をさせてもらえるのはありがたいことです。

http://www.thinkers50.com/?page=2007

進め方としては授業は特になく、教授から何度か指導を受けながら自分たちでプロジェクトを進めていきます。まずは初回にはこのコースをとる学生全員でモボルニュ教授と話をする機会がありました。モボルニュ教授の話を聞くのははじめてだったのですがすごく分りやすかったです。ブルーオーシャンストラテジーの分析の進め方や本でも紹介されているNTTドコモの事例などだけでなく、Distructive Innovationとブルーオーシャンの違いなどスカッと説明してくれました。

チャン・キム教授はいろいろなエピソードなどが面白く、情熱的で話を聞いているとどんどん引き込まれていくスピーカーですが一方でやや分かりにくいことがありました。モボルニュ教授は比較的クールでてきぱきと答えてくれるので分りやすいです。そんなスタイルの違いはありますが、ブルーオーシャンストラテジーに関する熱い思いや背景となる理論や事例に対する理解が一致していて二人が同じ話をするのにも驚きました。

この授業はまだ始まったばかりですがかなり貴重な機会になりそうなので頑張ろうと思います。



スーパーアグリの撤退とプロスポーツの経営
F1はそれほどよく見ているわけでもないのですがスーパーアグリの撤退はやはり残念なニュースです。HONDAとブリジストンの車に日本人ドライバーの佐藤がポイントをとって日本の強さが発揮できていると思っていたので本当に残念です。

スポーツチームの経営はビジネススクールでも話題になったことがあります。例えばサッカーチームのレアルマドリードは銀河系軍団などとも呼ばれて金の力でスーパースターを集めている点ばかりが強調されていますが、経営の仕組みはしっかりしています。一時破綻寸前まで行った時には当時持っていたトレーニング施設を売却して借入金を減らした上でそこをレンタルして使い続けています。予算管理もしっかりしていて入場料、ユニフォームなどのスポンサー料、テレビ放映権料やグッズの販売などの収入と支出がしっかりとあうように考えています。また収入は戦績に影響されますが、例えばチャンピオンズリーグはベスト8を前提にしています。優勝すれば利益が出るのですが、残念ながら最近はベスト16で敗退しているのでこの分は収入が不足していたのでしょうがこれは他でカバーしているのでしょう。財務諸表を見てもきちっと経営されているのが分かりました。

その他にもサッカーのマンチェスターユナイテッドの経営コンサルティング事例や野球のニューヨークヤンキースのマーケティングの事例などを聞くことがありました。スタープレイヤーのプレーやチームの勝敗ばかりに注目してみていたのですが、経営的な視点でみてもこれらのチームはとてもよく考えられた良い経営をしていると思います。

ふと日本のスポーツチームの経営はどうなのだろうと思ってしまいます。サッカーも浦和などはうまく言っているようですが実質的に赤字のチームが多いと聞きます。野球の巨人も大戦力を集める支出増だけでなく視聴率低下・中継打ち切り・入場者減など収入減の話題も良く聞きますがちゃんと経営出来ているのでしょうか?

ちょっと前には近鉄・オリックス・楽天などが絡んだプロ野球チームのM&Aが起きていますし、スポーツチームの経営にもきちっとした経営手法を持ち込むことが必要です。またスポーツチームはエンターテイメント企業と共通する部分が多く、今のプロスポーツのオーナー会社とは違う業種なので親会社から優秀な経営者が出向してきてもうまくいくかは分からないです。ビジネススクールにもプロスポーツ経営者を目指す人がいますが、こういう人材の必要性を改めて感じました。



フォンテーヌブローのシャトーの活性化
毎月第一日曜日は入場料がただなのでまたフォンテーヌブローのシャトーに行ってきました。4-5回目だと思いますが、見る価値はあるなと毎回思います。

世界遺産にもなっているシャトーですが、入場者数は減ってきているそうです。20年前と比べると30万人も減ったそうです。最近就任したシャトーのディレクターにとってはこれをどうやって盛り返していくかが大きな課題です。日本でも観光地やレジャー施設の再生が話題になっていましたが、フランスでも同じようなことは課題になっています。(フォンテーヌブローのシャトーは破綻というレベルの話ではないですが)数ヶ月前には“Société des Amis et Mécènes du Château”(シャトーの友人とパトロンの会?)というものができて、あっという間に800人の会員が集まったそうです。

INSEADにもこれを手伝おうという話があり、僕もちょっとでも関われたらなと思っています。マーケティング等の手法を使って自分たちの街にある世界遺産をより多くの人に知ってもらえるとよいなと思います。

余談ですがシャトーには建物だけでなく大きな庭とそこからつながる運河と森があります。この運河の先の森を抜けたあたりにわが家があります。だいたい2kmぐらいでしょうか。
シャトーの運河



こどもの日
5月5日は日本では子供の日ですがフランスでは別に特別な日ではありません。それでもわが家には男の子がいるのでちょっとお祝いをすることにしました。

簡単な鯉のぼりなどがあるといいのですがフランスには当然売っていません。そこで料理で鯉のぼりを作っていました。

まずはちらし寿司の鯉のぼりです。卵焼きの上にゆで卵の目にのりでうろこの模様が描かれています。
こいのぼりのちらし寿司

次は鯉のぼりケーキです。もともとは真四角のミルフィーユですが、上の模様がうろこの模様に見えなくもない。そこでしっぽを作り、目のところにチョコレートをおいて出来上がりです。
鯉のぼりのケーキ

ちょっとした工夫で楽しいこどもの日を演出してもらいました。



INSEADの授業-Entreprenuerial Field StudyとCNP.com
Entreprenuerial Field StudyはP5でとっているエレクティブのコースです。このコースは授業は一度もなくて、教授の指導を受けながらプロジェクトをやって最後にレポートを出します。アントレプレナーになりたい人や関わりたい人がこのコースで実際にやってみるのが趣旨です。教授もアントレプレナーの経験がある人です。自分のアイディアを元に自分の会社を起業しようと思うがその可能性をもう少し調べてみたいと人にとっては経験豊富な教授のアドバイスをもらいながら出来るのでとても良い機会です。僕は自分のアイディアではなく既に動き出している会社のお手伝いをすることにしました。こういう会社がどういうふうに動いていくのか一度経験してみたかったのでとても良い機会です。

その会社はClickNPlay.comというオンライン音楽教育の会社です。フランス人の有名なギタリストとフランスの有名大学のコンピューターサイエンスの教授が作った会社です。

http://www.cnpmusic.com/
最初の数年間は倍々ゲームで成長したもののここ3年は10%程度の成長率になってしまい、これをどうやって伸ばすかが課題です。商品を試しに使ってみたのですがただの本・CD・DVDよりもインタラクティブで面白いです。ただこれをどう使って力をつけるかはいろいろ難しいところもあるねという話をしていてコンテンツ的にはそこが課題かと思っています。

またこの会社は音楽のスペシャリストとコンピューターのスペシャリストがいるがビジネス系の人が欠けていたので、MBAで習ったマーケティングなどの基礎的な知識を応用するだけでもちょっとしたバリューになっています。もちろん知識自慢には意味がなくて、売上増につながるソリューションを定義することが目的なのでこれはなかなかのチャレンジです。

音楽に興味のある方でこの会社のサービスに興味がある方は連絡ください。評価して感想を聞かせてもらえる方には一部の商品を使ってもらいたいと思います。



韓国人との旅行
今回は韓国人家族との旅行でした。普段から一緒にいることが多いのでスッピンとかパジャマ姿とかを見てもお互いに普通にしているのですが、やはり驚くことはいろいろあります。特に今回は旅行のスタイルの違いに驚きました。

まずは観光地のまわり方が違います。韓国人はすごい勢いで観光名所を回って行きます。日本のガイドブックだと2-3日かけて回るコースを韓国のガイドブックだと1日で回っています。実際に一緒に行った韓国人も日中は別行動にして、1日で名所をすべて回ってきました。日本のガイドブックでは半日から1日かけて回りたいと書かれている美術館も彼らは並ぶのに1時間、中を見るのに1時間で次の美術館に向かっていきます。

次に食事に対する熱意が違います。うちはその国の食事を食べることは旅行の重要なパートで、どこで何を食べるのかをじっくり時間をかけて選んでまわります。それに対して彼らは現地の食事には興味がなく、その時間があれば観光地をまわりたいようです。荷物には韓国製のパックに入ったご飯やインスタントのスープなどをたくさん持っていてこれを食べるか、バーガーキングのようなファーストフードで満足のようです。フランスにはバーガーキングないから食べられてよかったと喜んでいたのに驚きました。

この二つの違いは、こちらが驚いたようにむこうも驚いたようです。こんな驚きも含めていろいろと楽しい思い出が出来た旅行でした。



情熱の国・スペイン
スペインと比べるとフランスは優雅だったり洗練されて華麗でゴージャスなものが好きな印象があります。アートやフランス料理などもこの路線にあるように思います。フランス語もなんとなくモショモショとはっきりしないけど、きれいに音が流れていくことが大事だそうです。

これに対してスペインはより情熱的です。言葉もはっきりしているし、街中ではビールを立ち飲みして大騒ぎしています。アートやエンターテイメントでも自分は何がしたいのかをはっきり自己主張していく勢いをより感じます。一緒に行った韓国人がスペインは韓国みたいで気に行ったと喜んでいました。

先日行ったイタリアはもっと官能的というか直感的なものが好きなようです。天気がよくて、食べ物がおいしくてきれいな女性がいればそれで最高!そのために全てを尽くしますという印象を受けました。

ヨーロッパでも北にある国は生活を成り立たせることがまず最初に来ますが、南の方の国は気候も穏やかで食べ物も豊富なので最低限の生活は比較的容易に成立するので、そこから何を求めて行くのかはいろいろなパターンがあるのだなと思いました。



スペインの生ハム
スペインはイタリアと並んで生ハムが有名です。前菜でもよく出てきます。
生ハムの前菜

その中でもイベリコ豚の生ハムは高級品です。他の生ハムの3倍近くします。
イベリコ豚の生ハム



スペインの食事
まずはタパスからはじめます。タパスは小皿料理で、オリーブや生ハムの他にマッシュルームのグリルや肉団子などが2-3ユーロぐらいでつまめます。これはスライスしたパンに野菜のフライとミートソースをかけたような料理です。
前菜

スパニッシュオムレツです。卵とじゃがいもと玉ねぎが入っているらしいのですがなぜこんなに膨らむのかはなぞでした。
スパニッシュオムレツ

お酒はビール、ワインだけでなくサングリア(ワインにレモネードやフルーツを混ぜたもの)を飲みます。暑くて乾燥したスペインの空気には屋外で飲むサングリアはぴったりです。
サングリア

そのあとには前菜・メイン・デザートを組み合わせるのはフランス料理と同じです。これはタコです。
タコ

あとパエリアを忘れることはできません。パエリアはシーフードや鶏肉などとご飯にスパイスを加えて大きなパエリア皿で煮込みます。具によってパリエーションも豊富で楽しめます。これはシーフードのパエリアです。
バエリア

ただ日本食が恋しくなった旅行者がスペインでは米が食べられると喜んで食べるのですが、日本の米とは違う料理なので気をつける必要があります。パエリアはおいしいスペイン料理です。



スペイン・マドリッド
モロッコからはスペインのマドリッドに行きました。マドリッドはスペインの真ん中あたりにあり首都です。

たまたま祝日についたので美術館等が休み。サッカーや闘牛も見たかったのですがこれもスケジュールがあわず開催されていません。

まあのんびりするかと思って街を歩いているとストリートパフォーマーがすごくて楽しめました。王宮の近くでは6人組がアイネクライネナハトムジークやカノンなどを演奏していましたが、これが予想外にレベルが高く聞き入ってしまいました。ホテルの面している広場では午後ずっとクラシックを演奏していて、シエスタ(昼寝)もゴージャスな雰囲気でした。
街の音楽家6人組

クラシック以外でもビートルズの操り人形のようなパフォーマンスもあります。
ビートルズ

それに刺激されてか娘もストリートパフォーマンスに挑戦です。通りがかりの人たちも驚きながら見てくれました。
娘のストリートパフォーマンス

ギターの演奏などもあってなかなか楽しいです。スペイン人はかなりのエンターテイナーです。



モロッコの飲み物
暑いし空気は乾燥しているし食べ物もスパイスが効いているのでビールを飲むとおいしいだろうなと誰もが思うのですがビールが売っていません。イスラム圏だからかもしれませんがマラケシュの旧市街では屋台・レストランやスーパーのようなお店でも売っていません。旧市街から出ると売っていて缶ビールが一本100円ぐらい、ホテルだと400円ぐらいでした。

代わりに旧市街では搾りたてのオレンジジュースの屋台がたくさん出ています。コップ一杯約50円で安くておいしいのでたくさん飲んでいました。
オレンジジュースの屋台






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