フランスMBA&音楽留学体験記
コンサルタント歴9年の父はINSEADのMBA、バイオリン歴2年の娘(4歳)は音楽学校で学ぶべく2007年7月から約1年間フランスに行きます。一緒に渡仏する母と1歳の息子の4人でのフランス留学体験を書いていきます。


プロフィール

MademoiselleMozart

Author:MademoiselleMozart
FC2ブログへようこそ!



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



FC2カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


フランス語試験合格
先日受けたフランス語の試験でBasicレベルのフランス語力があると判定され、INSEADの語学に関する卒業要件をクリアすることができました。日本での3ヶ月間+フランスでの2ヶ月で合計約900時間フランス語に触れた結果でもあり、僕の下手なフランス語に付き合ってくれた語学学校の先生やクラスメートのおかげだと思います。自分の実感としてはまだまだだではありますが“だいぶ上達した”と言われることもあるのでちょっとは使えるとも思います。

この期間にフランス語力がついてくるのと並行してフランス人に対する理解や感情も変化していきました。最初はこちらもフランス語が出来ないので、英語で話しかけるとフランス人は英語で話してくれない人もいるのでコミュニケーションが成立しません。電話でも“Do you speak English?”と聞くと“Non”と言われて電話が切られることもありました。また銀行などで英語が出来る人と話をしてもこちらが期待するように動いてくれることはほとんどありませんでした。これはこちらの期待値を相手に正確に伝えることができておらず、また相手がやろうとしていることを正確に理解することができていないなかで、合意したと思いこむ形でコミュニケーションを進めたことが問題だったかと思います。

こういったことが続いていたのでフラストレーションが溜まりフランス人のことを嫌いになりかけていましたが、そんな中でお店であいさつしたらニコッと笑い返してくれたり、パン屋さんやレストランで注文が通じたとかそんなところから徐々にフランス人に対する感情も前向きになっていきました。そこで語学学校に通い始めてフランス語を学ぶとともにフランスの文化やフランス人の考え方などをちょっとずつ分ってくると、どこに楽しいことがあるかやトラブルの回避法・対処法も分かるようになってきて生活環境やフランス人に対する感情が劇的に改善されて行きました。海外に挑戦する際に現地の言葉を学ぶことが大事と言われるのもよく分かります。普段の生活でフラストレーションを溜めずにいられるので、MBAの勉強にもより集中できると思います。到着した時よりもよりフランス生活を楽しめるようになったのがちょっと早めに渡仏した成果かなと思います。
スポンサーサイト

語学学校終了
フォンテーヌブローの語学学校の最終日にはオーラルのテストということで生徒がそれぞれ5-10分のプレゼンテーションとQ&Aをやりました。テーマは自由に選んでよく、フランス語でコミュニケーションをとることが大事だということでした。他のクラスメートは教育制度や政治などのまじめな話題をとりあげていたのですが、僕は一転して軽い話でフランスに来てからうちの家族がそれぞれにやった楽しかったことを写真を見せながら話しました。僕はワイナリーをまわったこと、妻は料理のこと、娘はバイオリンと音楽、息子は乗馬をやったことを話して、自分たちが家族で来て約一ヶ月半でフランスの生活をとても楽しんでいることを伝えられればなと思ってこのテーマを選びました。この学校のディレクターに頼まれてうちの娘がお昼休みにミニコンサートをやってくれたこともあって、みんなにもなるほどと思いながら聞いてもらえたようでした。来週の月曜日に筆記の試験を受けて合格すればINSEADの語学要件はクリアです。

ここの語学学校では生徒がみんなINSEADの学生同士ということもあっていろいろな話ができました。授業の中でも各国の文化や習慣の違いなどはよくとりあげられ、先日は各国民のステレオタイプについて話しました。先生と生徒をあわせると5カ国の人がいたのでそれぞれの国民のイメージとして以下のようなものがあげられました。

フランス人:ベレー帽をかぶっている、バゲットとワインを持っている、労働時間が短い(休みが多い)、グルメ
イギリス人:傘を持っている、天気の話をよくする、ジェントルマン、パブでビールを飲んでいる
日本人:よく働く、時間を守る、礼儀正しい、写真が好き
ペルー人:陽気で歌が好き、組織だっていない、小さいけど強い
イスラエル人:??

フランス人、イギリス人、日本人までは盛り上がったのですが、ペルー人となるとみんな分からなくなって会話の量が減ります。僕はちょっと前にサッカーの日本代表がペルー代表と試合をしたときにペルー人は小さいけど強いなと思ったので発言しましたが、それ以外は分からなくなりました。そもそもペルー人とチリ人とコロンビア人の違いと言われてもペルー人のクラスメート以外はよく分からず、途中から南米の人のステレオタイプの話になってしまいました。

さらに困ったのはイスラエル人のステレオタイプで、みんなそれぞれにイメージはあるもののそれを言ってよいものか分からず気まずい感じで沈黙が続きました。そこでイスラエル人のクラスメートは“コンプレックスを持っている”と言っていました。クラスメートのイスラエル人は背が高かったので、僕が試しに“背が高い”と言ってみるとフランス人の先生からも“フランス人はそう思っていない”と言われたのでいろいろ思うところはあるようです。

授業後にイギリス人のクラスメートと歩きながら“今日の話って面白いけど難しいよね。ペルーのことは知らないし、イスラエルについて相手の気分を害さずに話すのは難しい。”と話しました。僕も外国人と話をするときに日本のことを相手が知ってくれているとうれしいのだから相手の国のこともよく知っていて話をしたいと思うのですが、まだまだ世界について知らないことがたくさんあります。その後にペルー人のクラスメート夫妻からフジモリ元大統領の話を聞きましたが、あまりにも自分が何も知らないしマフィアも含めたペルーの実情を聞くと何と言えばよいのか分かりませんでした。もっともっと世界のことを知りたいなと思いました。

語学学校最終日に向けて
5日間行われるフォンテーヌブローの語学学校も今日で4日目が終わりました。今日は語学学校が終わってからパリに行くはずだったのですが行けませんでした。雨の中急いで駅まで行って電車を待っていると定刻を過ぎても電車が来ません。しばらくするとアナウンスがあり、”2時間電車が遅れる”と言ったように聞こえました。何かの聞き間違いかと思って近くにいたフランス人に確認してみるとどうやら聞き間違いではなく、人身事故で2時間は電車が来ないそうです。(実際のところは3時間後にも電車はまだ来ていませんでした。)

この時間だと渋滞するので車だと2-3時間かかるでしょうから他にパリまで行く手段もないので仕方なく電話して予定を変更してもらい、これは家にこもって一人で勉強しろという意味かと思って帰ってきました。明日は語学学校の授業の最終日で、午後には5分間のプレゼンテーションをします。これがINSEADの卒業要件のフランス語のテストの一部になるので、がんばります。

ところでこの学校の授業はとても楽しいです。毎日それぞれのクラスメートが自分の国、仕事、趣味のことなどを話すのですが、内容がしっかりしているしプレゼンテーションも上手なので聞いていて飽きません。フランス語なのでお互いに深い話まで踏み込めないのですが、これは授業後に英語でいろいろ聞いています。僕はブルゴーニュとシャンパーニュに行って見てきたフランス人のワインの楽しみ方のような軽い話と日本の歴史についてのプレゼンテーションをしました。前日に辞書を何度も使ってフランス語で準備していたので何とかなりました。

Fontainebleau Langues et Communication
今週はFontainebleauにある語学学校でフランス語の授業を受けます。この学校はINSEADの言語に関する卒業要件の試験を作っており、この試験にあわせた授業をやってくれます。卒業要件をクリアするために最後の追い込みです。先週の木曜日にレベル判定のテストを受けたところレベル3と今回のコースでは一番上のクラスに入れました。実は7月にフランス到着直後にこの学校のディレクターに会ってどうやってフランス語を勉強すべきかのアドバイスをもらっていたのですが、その時と比べて僕のフランス語が格段に進歩しているとディレクターに褒めてもらえました。がんばってよかったです。

今回はINSEADの授業が始まる前の集中コースで、9時から2時間の休憩を挟んで16時までの1日5時間×5日です。生徒はINSEADの同級生ばかりで、僕はペルー人、イギリス人と日本人と一緒に授業を受けています。はじめてINSEADの同級生と授業を一緒に受けて思うのは、みんな優秀で面白い人たちですね。習った表現を使ってちょっとしたロールプレイをやったときも短時間で面白い会話になり、しかも習った表現をうまく活用できています。東京やパリで受けたレッスンよりも充実していました。授業の内容も違いますが、やはり先生や生徒のモチベーション、フランス語力とはまた違う意味でのコミュニケーション能力の高さを感じました。1週間楽しくやれそうです。

パリの語学学校終了
フランス語学校も3週目で僕にとっては最終週になります。ここの学校は2週間を一つの単位として動いているようで、3週目になって僕ももともとのクラスメートともにレベルが一つ上のクラスになりました。あわせて他のクラスから来た人や今週から入学した人とともに半分以上新しいメンバーでやっています。相変わらず日本人は一人だけで、ポーラント、ドイツ×2、チェコ、スコットランド、イタリア×2、アゼルバイジャン、タイ、中国、フィリピン、インドネシア、韓国、台湾、アメリカ、メキシコ、ブラジル、ベネズエラから来ていて国籍の多様性はすごいです。新しく来たメンバーと話しているとヨーロッパの人はパリにあこがれていて、ただの観光ではなく語学もちょっと勉強しようかなと思って夏休みに来た人が多いです。フランス語を学ぶ目的は面白そうだからといったところで、これまでに学校で半年ぐらいやったけどまだあまり使えないしせっかくだからもうちょっと勉強しようというところのようです。ヨーロッパの人はこういうノリでいろいろな国に行って言葉を身につけていくんだなとうらやましかったです。

クラスメートの一人にヘッドハンティング会社で働いている人がいました。話をしてみるとヨーロッパで優秀な人はヨーロッパ内のいろいろな国で働いているそうです。その場合には母国語+英語+もう一つヨーロッパの言語をしゃべれると有利であり、実際に3ヶ国語以上しゃべれる人はたくさんいるそうです。3つ目の言語として特に有力なのはフランス語、ドイツ語、スペイン語のようですが、ポルトガル語、イタリア語、オランダ語、スウェーデン語、ロシア語などもよいとのことでした。語学学校にも既に3カ国語が出来る上に4つ目の言語としてフランス語を学んでいる人もいますし、INSEADの同級生でも既に3カ国語話せるので語学に関する卒業要件をクリアしている人が多いのにはこういう背景があるのでしょう。日本人の感覚では日本語と英語が出来ればいいほうで、INSEADがもう一ヶ国語を要求するのは無茶なことを言っているような気がしましたがヨーロッパのビジネスパーソンであれば当然のことのようです。

今週になって以前にも書いたタイ人の令嬢は帰国しましたが別のタイ人がクラスにいます。彼はタイにあるトップクラスの学校でMBAを取得し、今はHECというフランスでもトップクラスの学校のPhDコースの学生です。去年から来ているのすが、学校ではすべて英語だったので全くフランス語はできず、生活に苦労したので夏休みの間にフランス語を勉強しようと思ってきているそうです。“ヨーロッパで仕事をするにはフランス語をやっておくと価値があるようだが、自分は卒業後はタイに戻るつもりなのでその時にはフランス語はほとんど意味がない。中国語のほうが役立つんだけどね”と言っていました。確かにアジアでのキャリアを考えるのであれば、母国語+英語+中国語かなと思います。フランス語はタヒチなどでは話されていますが、アジアにおけるビジネスでの実用性は中国語には敵わないでしょう。とは言え彼は今の生活に困っているんだし、フランスに何年もいてフランス語が出来ずに帰国することになったらさみしくないかと聞いてみると、“まあそうなんだけどね・・・”という感じでした。学費や生活費はすべてHECなどのフランスの組織から出ているそうで、タイでの収入ではとてもこちらに留学できないと言っていました。INSEADのクラスメートにもタイ人は少ないのですが、タイでの収入レベルでは留学費用を準備するのがとても難しいことが大きな理由になっているようです。

と言ったことを話しているうちに3週目のコースを終えました。3週間一緒に勉強した仲間とは別れを惜しみつつもまた会おうねと連絡先を交換しました。3週間の成果としては先生の指示が理解できるようなったので与えられた課題はほぼ確実にできるようになりました。それとテレビを見ているときに短いフレーズなら聞き取れるようになり、数字で金額を言われても分かるようになったのでちゃんとフランス語が分かっている人のようにスムーズに買い物ができます。(限られたフレーズしか言わないのでその場で話が盛り上がることはありません。)あとは習ったフレーズを使ってホテルに予約の問い合わせのメールをフランス語で書けました。来週は一週間フランス国内を旅行する予定でして、ホテルの空き状況や値段を問い合わせています。Accorホテルグループに属しているようなホテルであればネットで予約できるのですが、日本でいう民宿のようなところはフランス語で問い合わせないと返事がきません。地方に行くと英語が通じないことが多いのでフランス語を使わないといけないことが増えそうですがこれもいいチャンスと思って楽しんでこようと思います。





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。